スピーカーで聴く イヤホンじゃいやなんです



ジャズに限らずですが音楽を楽しむという場合
いい状態の生演奏を聴くのが一番です。


なかなか手軽に生演奏というわけにはいかず
ほとんどの場合録音された音源を再生して
音楽を楽しむことが多いのが普通だと思います。


これが20年から30年より以前ですと
ミニコンポであったりラジカセであったり
恵まれた人は単体のコンポーネントオーディオであったり
スピーカーから出る音楽を楽しむことが普通でした。

ところが時代は変わりまして
ウォークマンが出たころからじわじわと
音楽をヘッドフォオンやイヤフォンで楽しむということが主流となりました。

音源や再生装置そのものも専用システムではなく
スマートフォンを利用して聴く人が多くなりました。

こうなると
若い世代の方々の中には
ほとんどスピーカーを通して音楽を楽しむという経験が無い
という方々もざらにいるわけでして。


音の解像度がどうであるかといったことに関しては
イヤフォンやヘッドフォンが優れている部分があるのですが
それではかなりの録音された音楽の楽しみが得られないのです。

イヤフォンやヘッドフォンというのは音場というものを再現できません。

音は頭の中で右耳と左耳の間で
直線的に配置されるだけです。

良いオーディオと良い録音の音源をスピーカーを通して聴くと
目の前に実際に演奏している音の立体感が表現されます。

キッチリとしたスタジオの空間であったり
小さなライブハウスであったり
大きなコンサート会場であったりというものが
あたかもそこにあるように現れるわけです。

そのほかにも大きなシステムですと
あたかも楽器から風圧を感じるような
身体全体で聴くといった感覚も楽しむことができます。


これらのことがやはりスピーカーを通して音楽を聴くことが
必要な理由です。

頭の中で窮屈に鳴る音楽は
なんとも苦しく感じるんです。


家庭や住居環境の問題が有るのはわかっていますが
やっぱりスピーカーから音楽は聴いてほしいなぁ。



先日友人が音楽が好きな高校生のお子さんをお連れになって
ちゃんとしたオーディオシステムの音楽を聴かせてほしいと頼まれました。

そのお子さんは日ごろスマートフォンとヘッドフォンアンプに
4万円!もするイヤフォンで音楽を聴いているとのことでした。

このイヤフォンを買ってからは
とてもいい音で音楽を楽しめていると満足な様子。


お子さんがお持ちのスマートフォンを
うちのシステムに繋ぎ聴きなじんでいる曲を再生してあげると
とても驚いて感動していました。
 (ほらね 音楽はスピーカーを通して楽しむんだよ)


4万円のイヤフォンを買うお金があるんなら
中古のBose101と

専用アンプ

を買って
大きく余ったお金は
ほしいアルバムを買うけれどなぁ


後日
そのお子さんを連れてきた友人は
うちにあるようなオーディオシステムをねだられて
大いに困ったそうですと(笑)


2016年12月08日 オーディオ再生 トラックバック:0 コメント:3