頭文字の曲でもう一つ O.G.D.

頭文字の曲について記事を書いたらもう一つ曲を思い出しました。

O.G.D. (Wes Montgomery)


"The Dynamic Duo" (verve)
Jimmy Smith - Wes Montgomery


上記のアルバムで"O.G.D."と言う題名の曲が演奏されています。

さてこの"O.G.D."と言う頭文字ですがこれはとてもシンプル
Organ
Guiter
Drums
から取られたものです。

つまりはオルガン トリオと言うわけですね。
あまりに単純で拍子抜けするくらいです(笑)。


このアルバムの"O.G.D."を聴いたときに
 あーあ あの曲か
と思い当たりジャケットを見て「おやっ」と感じました

自分がピンときた題名は"Road song"だったのです。

この曲については

"Road song"  (A&M)
Wes Montgomery

この表題曲で聴きなじんでいた曲だったからです。

何のことはないいわゆる異名同曲であったのですね。
英字でよくakaなんて記載があります。


この"O.G.D=Road song"ですけれど
軽やかにスウィングして心がうきうきとするような曲想は
まさにRoad song"のほうがピッタリとくる気がします。

大型のバンにハモンドとギター、ドラムセットやアンプを積み込んで
ジャズクラブからジャズクラブへと旅する様が思い浮かびます。


先ほどのアルバムで共演しているジミー スミスですが
重量のあるハモンド オルガンを積んで移動するのに
なんとパッカードの霊柩車を使っていたそうです。

長い間使っていたミルク運びのバンにガタがきて
思いついて霊柩車を使ってみたそうです。

思い棺を載せたり降ろしたりする機構が
重量のあるハモンドを積み下ろしするのにとても都合がよいのだとか。


以下ジミー スミスの持ちネタですが

例によって霊柩車にハモンドとギタリストを後ろに積んで
クラブへと急いでいると警官に止められて
積み荷を確認されたそうです。

そしてなんと生きている人間を乗せて霊柩車で運ぶのは
違法だとして検挙されてそうでして……


もう一つ彼の持ちネタで

バッファローのクラブに乗り付けて
ステージにオルガンをセットしていたところ
クラブに音楽を聴きに来たお客さんが彼の霊柩車を目にして
「おいっ ジミー スミスがどうかしちゃったのかい!」
  と 叫んだとか


所謂アメリカンジョークですかね。

因みにジミー スミスの車を見て
オルカニストの間で霊柩車が流行したなんて話も


話はウェス モンゴメリーに戻りますけれども
このアルバム"Road song"は公式に発表された
彼の最後のアルバムになりました。

文字通りにウェスの最後のロードへの
歌であったのかもしれません。


2017年11月18日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0