デザイナー ポール ベーコンのもう一つの顔

リヴァーサイドのジャケットについての記事でポール ベーコンのことを
書きましたが彼についてもうすこしばかり。

ポール ベーコンの作成したレコードジャケットはリヴァーサイドだけではなく
ブルーノートのものが有名です。


"Genius Of Modern Music Vol. 2" (blue note)
Thelonious Monk




"Wizard Of The Vibes" (blue note)
Milt Jackson


ブルーノートのベーコンが手掛けたジャケットは
全てが10インチの時代のもののようです。

上に二作品を見ただけでもよくわかるとおり
ジャズの律動感が良く感じ取れるデザインです。

時代が持っているデザイン性もたまらなくそそるものがあります。

私はジャズファンでレコードコレクターではないのですが
こんな作品ならコレクトしたいとも思わせますねぇ。



彼の作品はリヴァーサイドやブルーノートの作品だけではなく
ユナイテッド アーティストにもあります。

"Aspects" (UA)
Benny Carter




"Bags' Opus" (UA)
Milt Jackson


なんだかポール ベーコン
ミルト ジャクソンの作品に縁があるようですねぇ。


他にもキャンディドやキアロスキューロ、RCA系列などの
ジャケットも作成しています。


実のところポール ベーコンのデザイナーとしての最も大きな仕事は
本のカヴァーデザインにあるのですが洋書に縁のない私には
紹介をすることができません。

ごめんなさい。


このようにデザインの世界では大家と言ってもいポール ベーコンなのですが
実はもう一つの顔をもっているんです。

その顔とはジャズミュージシャンなんです。


ベーコンは自身でも大変なジャズファンであると公言していて
ベニー グッドマンを聴いてジャズを好きになったそうです。

ジャズと言っても自身で演奏したり歌を歌ったりするのは
モダンジャズではなくニューオルリンズ ディキシーランドスタイルのもの。

驚いたことにリヴァーサイドのビル グラウアーやオリン キープニューズと共に
バンドを組んクラブにも出演していたんだそう。


80年代からは定期的にニューヨークのケイジャンレストランで歌っていたそうで
ジャズオロジーからCDも発売されています。


"Swing Me a Sing Song" (Jazzology)
Paul Bacon


ご存知の通り私はモダンジャズが専門ですので
残念ながら未聴です。


その上に日本にも公演の為に来日していたそうですから
これまた驚きですなぁ。

どこかで記事として取り上げた媒体はあったのかしら


ここまでくればもう旦那芸のいきではなくて
完全なプロミュージシャンです。

デザイナーとして著名なポール ベーコンですが
ミュージシャンとしてもどこか記憶の片隅に。
  
  誰が興味あんねん (byヤナギブソン)






2017年09月08日 未分類 トラックバック:0 コメント:0