プラグド ニッケル を試金石として聴く (メルマガ紹介用)

Highlights from the Plugged Nickel

"Highlights from the Plugged Nickel" (CBS)
Miles Davis
「ハイライツ フロム ザ プラグドニッケル」
  マイルス デイヴィス


マイルズのインタービューではかねてから知られていたこの65年のプラグドニッケルでのライブ盤ですが、その発売は日本盤による2枚組みのLPという形で76年に陽の目を浴びました。

現在はそれらは一枚のCDとして「ハイライツ フロム ザ プラグドニッケル」というタイトルで手に入れることが出来ます。



 ウエィン ショーター   (ts)  
 ハービー ハンコック   (p)
 ロン カーター       (b)
 トニー ウィリアムズ   (ds)


常に当時の最先端を行く若いミュージシャンを起用し続けたマイルズですが、全ての時代を通じてこの録音時のメンバーが最強だと思います。
ほとんど奇跡的な邂逅であると言っていいでしょう。

船頭多くして船山にのぼるのたとえも有りますが
グループに参加した時にはすでに自分のスタイルを確立していた二人の天才
  ウエィン ショーター
  トニー ウィリアムズ
マイルズのメンバーに登用されてからメキメキと腕を上げた二人の俊才
  ロン カーター
  ハービー ハンコック

当然のことながら鬼才たるマイルズ

船が山にのぼるのが当たり前だと思うのですが……


よくもまぁ、こんなグループのガチンコ勝負のライブ盤が残っていたものだと思います。

マイルズのアルバム全部に言えることですがBGMにすることなど全く不可能なほどのジャズの存在感。

ジャズが何ほどの物かは全くわからない人でも、アルバム1曲目からそこに異常なテンションを感じ取るに違いありません。


ジャズのなかに潜む魔力に魅せられ、多くの楽しみを見つけ出す力があればあるほどこのアルバムの持つ意味を多く聴き取ることができるはずです。

ジャズを聴くことを趣味とする人にとっては正に必携のアルバムだと言えます。


完成されたジャズを求める方はココに挙げたハイライトの演奏集で充分だと思います。

このアルバムを聴くことに特別な意味を見出す方
録音ではなくライブ演奏の場にこそジャズの魅力を感じる方
そうおっしゃられる方は二日間のライブの模様を完全に収録したコンプリート盤も強く推薦したいと思います。

このときのプラグドニッケルでの演奏は二週間であったそうですが収録はされていなかった模様です。
誰かが録音した音源があるならそれらの演奏も全部聴いてみたいなと思うのですが、無いものねだりのようです。




聴いてみないことにははじまらないアルバム。
解説など全く無意味なアルバム。



ジャズはアドリブだとかインタープレイだとかブルーズだと言う意味の全てが
このアルバムには詰まっています。




Highlights from the Plugged Nickel


2008年02月05日 メルマガ推薦ジャズ トラックバック:1 コメント:4