未熟者の言い訳に「初心忘るべからず」 (BlogPet) (BlogPet)

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とか書いてた
とか書いてた?
ほんとうなどをブログペットしたかった
ほんとうなど感じさせるテンポなど感じさせる


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「silver」が書きました。

2006年04月21日 blog pet トラックバック:0 コメント:1

私にとってマクリーンとは何であったのだろうか




 四月に入って寒さも少し和らぎ桜の花もほころびだして、何となくうきうきした気分であった私にもたらされた知らせはマクリーンの死でした。
 そこにはおもわず「まいったな」とつぶやいている自分がいました。
 
 そして自分が口にした「まいったな」がなんであるのかよくわからずに今もぼーっと思い続けています。いったい何が「まいったな」と私に言わせたのか。
 マクリーンという人のジャズは私の中ではすでにあらかた整理の付いたミュージシャンであったのではなかったのか。

 一つにはこれで生のマクリーンの演奏に触れる機会が永遠に失われたということに対する残念な想いがあったのだと思います。近年でもマクリーンの来日は幾度か有ったのですが、マクリーン自身のレギュラーユニットでの公演ではなかったので見送っていました。そんなうちに私は一度もマクリーンの肉声を聴けずに終わってしまいました。
 しかしそのことだけが私に「まいったな」のつぶやかせたのではないように思います。この喪失感はどこから来るものであるのでしょう。以来数日にわたり日に二枚ずつ彼のアルバムを聴きながら答えを探し求めています。自分でも彼の死がわたしにここまでの感情をもたらしたのか分からずに戸惑っています。
 それはひどい悲しみというのではなく、漠としてはいるが大きな喪失感なのです。
 はて? Who is Mclean?

 ジャズというジャンルを聴きはじめたころに、すぐに自分の気持ちにすんなりと溶け込んできたミュージシャンがいました。例をあげるとハンク モブリー、ミルト ジャクソン、レッド ガーランドといったようなミュージシャン達でした。奉られるようなすごいミュージシャンではありませんがそういったお気に入りのジャズメンの中にジャッキー マクリーンもいました。
 今もじゃっかんそういった傾向は残っていますが、当時はそれらのお気に入りのミュージシャンを受け入れることの出来ないひととはジャズの話はしたくないなと思っていたものでした。難解な作品や歴史に残る問題作を残すことは無いが、はっきりとジャズのコアな部分をもちつつ人間的な暖かさを持っているミュージシャン達。
 
 この人間的なという言葉はかなり重要なポイントであるような気がします。人間臭いという言葉はまさにマクリーンにはうってつけのように思います。
 同じアルティストとしてほとんどモダンジャズを創出したと言ってもいい偉大なチャーリー パーカーと同時代に生きたマクリーン。
 パーカーのような天才のきらめきに恵まれることは無かったが、ジャズの持つ本質的な部分を表現することに長けていたマクリーン。
 時代のエポックを創り出すことはかなわなかったが、ひとつ所に留まることを潔しとしなかったマクリーン。
 オーネット コールマンとのレコーディングを望み、あまり出来の良くないフュージョンも残し、日本制作の一丁上がり的なスタンダード作品も作ってしまうマクリーン。
 他方、近年に至るも実の息子と教え子達を含む力作を残すマクリーン。

 あまりに人間臭いジャッキー マクリーン。
 とてもお気に入りだったマクリーン。 
 最近はめったにターンテーブルに乗せることの無かったマクリーン。
 
 自分が思っていた以上に深い部分で、マクリーンと私の考えるジャズはつながっているようです。

「まいったな」


 
 全ての作品を聴きかえせてはいないのですがこの数日でポイントになった作品を少し。

Miles Davis - Dig (Prestige PRLP 7012)
Jackie McLean - McLean's Scene (New Jazz NJLP 8212)
Jackie McLean - Bluesnik (Blue Note BLP 4067)
Jackie McLean - New and Old Gospel (Blue Note BLP 4262)
Jackie McLean - Demon's Dance (Blue Note BLP 4345)
Jackie McLean, Rene McLean - Rites of Passage (Triloka 477188)









2006年04月07日 象をなでながら考えるJAZZ トラックバック:0 コメント:4