ロジャー ウィリアムズってなジャズピアニストいたっけなぁ



先日のことですがリムスキーが
「有名なジャズのピアノのロジャー ウィリアムズていう人が亡くなりはったらしいよ。」
と言って某大新聞の記事を渡してくれました。

ロジャー ウィリアムズなんてピアニストおったかいなぁ 
と思いながら記事を見てみると
テディ ウィルソン及びレニートリスターノに師事し「枯葉」のヒットで有名なジャズピアニストとのこと。

ええー???そんなんぜんぜん知らんぞ と
考えることしばし
「そういうたらそんな名前のイージーリスニングかなんかのピアノがおったなぁ」
とやっとのこと当のロジャー ウィリアムズ氏に思い当たりました。


しかしロジャー ウィリアムズのことをジャズピアニストとは
大新聞もよく言ってくれるよなぁ と思ったのですが
白人のジャズに疎い私としてはアメリカでの彼の評価が気になり
彼のホームページをネットで見てみました。

「私は自分でクラシックのピアニストやジャズのピアニストになろうとしたことは無い
 ある記事で私のことを『エレヴェーターミュージックと呼ばれるものをさらなる高みへとおしあげた』
 と書いてくれたのを誇りに思う。」
と彼自身が言っているのを見て安心しました。
彼自身はポピュラー ミュージックのピアニストとして自身を誇りにしていたのです。


大新聞の記者氏は「枯葉」で有名になり
テディ ウィルソンやレニー トリスターノに師事したピアニストと言う経歴で
彼のことをジャズピアニストであると思い込んだのでしょう。
もう少し突っ込んで調べるべきでありましたな。


ジャズを聞く人たちの中では枯葉と言って真っ先に思いつくアルバムは
マイルズ デイヴィスの


ではないでしょうか。
おっと、
正確にはキャノンボール アダリー名義ののリーダー作でしたね。
契約の関係上実質的なリーダーであるマイルズの名前では出版できないので
キャノンボール アダリーのリーダー作として世にでました。

「枯葉」の演奏のイントロが印象的です。
このイントロがマイルズの発案によると思われている方も多いでしょうが
実際にはアーマッド ジャマルによって作られたものです。

私も大好きなアルバムなのですがそのオリジナルな演奏は
エピック盤で聴くことができるのですが現在は入手困難なようです。


アメリカで枯葉と言う曲を有名にしたのはロジャーであるというのは
論を待たないところのようですがインストのジャズでは
多分スタン ゲッツの演奏がその嚆矢ではないでしょうか。



後年のボサノバのシリーズでもわかるとおり
ゲッツのメロディストの本分がしっかりと味わえる好演奏です。

ロジャーの枯葉の演奏は1955年のことですから
52年のこの演奏はそれをさかのぼること三年も前の演奏です。
当時ではこのゲッツの枯葉の演奏はそれほど有名にならなかったのでしょうか。

もっともヴォーカルの世界ではアメリカでも55年以前に
複数の方たちの枯葉の吹込みが残されています。


エロル ガーナーといえば必ずあげられる名盤として


がありますがここの収められた枯葉も聞き逃すことの出来ない名演です。
この演奏は55年のものですが
果たしてガーナーはロジャーの演奏を聴いてこの曲をレパートリーに入れたのでしょうか。


ピアノでの演奏で思い浮かべる枯葉としては
やはりこの作品を欠かすことは出来ません。


これ以降にもエヴァンズは何度も枯葉の演奏を残しています。
エヴァンズのお気に入りの曲でもあったのでしょう。
時代を経るにしたがって変わっていった部分や
変わらない部分を聴き比べるのも一興だと思います。


そういえば枯葉の演奏では
以前にグリフィンの演奏を紹介していますね。


さすがにジャズの曲であると思っておられる方もいらっしゃるとおりに
名演が目白押しです。

ウィントン ケリーの


もいいですし

オリン エヴァンズの


は現代のジャズピアニストの
傑作盤としてぜひお聞きいただきたいアルバムです。
冒頭の力の入った枯葉は以来彼のお気に入りの曲になっています。


あれもこれもといくらでも紹介のできる枯葉なのですが
本当にきりがありませんなぁ。



ええーっと
何の記事でしたっけ

「ロジャー ウィリアムズ…… どっかで聞いた名前やなぁ???」






2011年10月27日 未分類 トラックバック:0 コメント:2