ジャズは楽しむもの 勉強無用 音楽宣言 メルマガ復刊ジャズ講座にあらず


ジャズのメルマガを復刊しましたが
すべてリセットされて読者5人よりの最出発です。



ジャズの楽しさを伝えるメールマガジン
「ジャズを楽しむ、おとうふジャズノススメ」を再開するにあたって
このメールマガジンの概要をお知らせしておこうと思いました。


古い資料を整理していますと
このメールマガジンをはじめるにあたり
メルマガ開設の審査のためのサンプル創刊号の原稿が見つかりました。
(昔はメルマガを開設するには内容審査が必要でした)

このサンプル創刊号はメルマガ審査のために作成されたため
読者の方には配送されることがなく
いわばレコードで言うところの発掘版のようなものです。


読んでみますと
当メルマガの趣旨が過不足なく述べてあり
このままメルマガの紹介文には最適だと思いました。


そこで新しい読者の皆さんのためにもこの幻の創刊号を
お送りしたいと思います。
プロデュース バイ マイケル カクスナー(笑、もちろん出鱈目)




↓以下幻の創刊号です

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■ジャズを楽しむ、おとうふジャズノススメ

■創刊号  当然ですがあえてジャズは楽しむものです           
                            発行日:2007.02.07
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こんにちは、Sonnyです。

「ジャズを聴いてみたいな」
「一度ジャズを聴いてみたけれどもむずかしくって」

そんなぐあいに思っているあなたと知り合いたくってメルマガを始めました
ジャズって本当に楽しい物なんです。 


「私もジャズが大好きですよ!、大いに楽しんでいます。」

そうおっしゃるあなたとお友達になりたいなと思ってメルマガを始めました。




かれこれ30年ほどジャズを聴いていますが、
ジャズって言うのは本当に楽しくて面白いです。
あんまり面白くて一時はジャズ喫茶をやってました。


ジャズって世間ではちょっと高級でハイソなものだと
高いところへ祀られすぎじゃないかなと私は思っています。

その逆にしいたげられたものの音楽だとか
戦う音楽だとか。

芸術や精神性とか歴史とか文化とか
そんなところばかりがジャズの本質じゃないんです。


ジャズの一番の本質は
 「楽しい」って事なんです。


「そんなことは分かっているよ」
  てな声が今にも聞こえてきそうですね。


でもジャズ入門とかいう本を読んで
コルトレーンとかパーカーとか
ドルフィとかモンクとか
評論家やジャズ喫茶の親父の推薦盤を購入して

聴いてみたはいいけどもちっとも良さがわからなくて

「やっぱり僕はジャズが分からないんだ」
と思ってジャズを聴くことをやめちゃう人って結構いるんですよね。


それとかジャズマニアのおじさんに

「ジャズって言うのは南部の黒人奴隷達が……
 で、ビバップの後にモードと言う概念で演奏する……
 ……結局、革命とフリーミュージック……
      …………オレに言わせりゃ…………」

とか御高説にうんざりして
ジャズなんか嫌いだと思い込む人だって多いんです。



でも、本当にジャズは楽しいんです。

ジャズをお勉強にしちゃいけません。
 ジャズは楽しむ物です



一人の人間が今までに聞いてきた音楽や生活は様々で、
ほかには誰一人として同じであるはずがありません。

どのようなジャズを気に入るかは人それぞれです。
 
評論家やお偉い先輩達のためにジャズを聴くのではありません。

ジャズは自分の楽しみのために聴けばいいんです。


さあ、あなたが好きだなと思えるジャズから聴いていきましょう。

あなたの気に入っていた音楽がいつしかそうではなくなったり、
またその逆もあるでしょう。

そうやって楽しみながらジャズを聴き続けていくことが一番です。

ジャズを理解するのに近道はありません。
ジャズを聴き始めるのに決まりなどありません。
好きなものを楽しみながら聴いていけばいいんです。


ジャズを聴き続け数年、いや十年、あるいは数十年たったときに、
いつしかジャズはあなたの一生のお友達になっているはずです。



ジャズをこれから聴き始めるあなたにはこのメルマガで
ジャズを楽しむちょっとしたヒントを差し上げることが出来ると思います。

すでにジャズを聴いているあなたには
ジャズに対する固定概念を開いて
もう一歩踏み込んだ楽しみの世界をご案内できないかなと
思っています。

そして、私の知らないジャズの楽しみ方を
お教え願えないかなと期待しています。


このメルマガでジャズを楽しみとする方が
一人でも増えることを期待して
ぼちぼちとやって行きたいと思います。

よろしくお願いします。


音楽が好きな方のご来店を歓迎いたします。
実店舗に関しては下記をご参照ください。


http://nonsy.blog15.fc2.com/blog-entry-265.html

ジャズの楽しさをあなたと語り合えることを楽しみにしています。





Sonny 拝




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無料で購読いただけます。
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2016年05月30日 無料ジャズのメールマガジン トラックバック:0 コメント:2

ジャズがよくわかるようになるといいなとはじめたメルマガ おとうふジャズノススメ



初心者であろうがベテランリスナーであろうが
ジャズを楽しめて できるならわかるようにならないかと
始めたメールマガジン
「ジャズを楽しむ、おとうふジャズノススメ 」

長い間休刊中でございました。

やっとこさ復刊することになりました。
長らくお待たせして申し訳ありませんでした。

一時は数百名の読者の方々にお読みいただいていましたが
また0名から再出発となります。

以前に購読いただいていた方も
リセットされていますので
もう一度メールアドレスを下記から送信ください。

まぐまぐというメール配信システムを利用していますので
私宛にはメールアドレスは通知されません。
個人情報の心配はありませんので
ご安心の上気軽にご入力ください。

もちろん無料ですべてお読みいただけます。



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以前のメルマガはちょっと中身をつめすぎた感があったので
今回は少し気楽に読めるようにしたいなぁと考えています。

でも調子が出てきたら濃い内容になるかもわかりません(笑)。

以前と同じように
ジャズのお勉強のためではなくジャズに対する誤った通説をくつがえし
どうやったらジャズを楽しめるようになるのかをお伝えするメルマガです。

残念ながらこのメルマガで教養はつきません。
でもあなたにジャズを楽しめるようなっていただけるように
ない頭をふりしぼってお送りします。


今回は読者の皆様へ
特別な来店サービスや
アルバムのプレゼントなども考えていこうと思っています。

どうぞお楽しみに


ゆるゆると再開いたしますので
またよろしくお願いいたします。


                    Sonny 拝



2016年05月24日 無料ジャズのメールマガジン トラックバック:0 コメント:0

左岸爵士協会でのロイ ブルックス 「ザ フリー スレイブ」

free slave
”The Free Slave” (Muse)
Roy Brooks
Woody Shaw (tp)
George Coleman (ts)
Hugh Lawson (p)
Cecil McBee (b)


いわゆるジャズ名盤100選のような本に掲出されるアルバムではない中に
いとおしく思うような素敵な作品が私の中にいくつも存在します。

むしろブルーノートなどの有名レーベルの著名盤よりも
そういった極私的なアルバムのほうを聴く機会のほうが多いと思います。


上記に挙げたアルバムもそういった作品の中の一枚です。

ホレス シルバーのグループでの活躍で有名ですので
ロイ ブルックスの名前はジャズ愛好家の中に浸透していると思います。

このアルバムは彼のミューズでのリーダー作で
レフト バンク ジャズ ソサイエティ主催のライブで録音されたものです。


私がこのアルバムを強く気に入っている大きな理由は
1970年という時代をそのまま封じ込めたようなアルバムに
仕上がっているところです。

ビ バップの名盤は木の股から生まれたわけではなく
1940年代の時代を強く反映したジャズです。

ハード バップもまた1950年代の時代を大きく感じるジャズで
56年-57年に数多のハード バップ名盤が生まれているのは必然でありました。


1970年代と言うのは
一般的に電化マイルズやチック コリアのリターン トゥ フォーエヴァーなどの
それまでのジャズとは一線を画したジャズが主流であったと
多くの人たちに思われている節があります。

しかしながら70年代に残されたジャズを丹念に聴いていけば
それまでのビ バップ ハードバップに連なる大きなジャズの流れが
連綿と続いていることがわかります。


上掲のロイ ブルックスの「ザ フリー スレイブ」は
まさにそれまでのジャズの主流であったところに連なる
本流のジャズアルバムだと言えます。

ソウルフルでアーシーないかにも黒々とした演奏ですが
それまでのファンキーと呼ばれたジャズとは
少し肌合いが違います。

土臭さはあるのですが
かなり都会的で洗練された感じもあり
なんとなく冷めたような空気もあります。


時代に対する期待感や
反する抵抗感もあわせて感じ取れます。

このアルバムを
コルトレーンに連なるスピリチュアルな作品とする向きもあるようですが
私には全くそういうふうには感じ取れません。


ロイ ブルックスとは盟友であった
硬派ジャズの雄ウディ ショウの参加が
このアルバムの大きな背骨になっていると思います。

このアルバムのさまざまな要素のバランスを保つことには
ジョージ コールマンの中庸さもまた大きく寄与したと思います。
 (処女航海で聴かれるとおり適所に置かれた彼はとてもいい仕事をします)


70年代以降の代表的なジャズベーシストとなるセシル マクビー(鞄屋とちゃいますよ)や
通好みのヒュー ローソンの参加もこの好アルバムの大きな要素です。



ケネディが宣言したとおりに人類が月にまで到達し
はたまた泥沼化したベトナム戦争真っ只中のアメリカ

ボルチモアの暖かいジャズファンに囲まれて
この稀有なライブ録音は1970年 四月に
生まれるべくして生まれた素敵なアルバムです。
  





現在はこのアルバムは入手困難なようですが
近年再発されたアルバムはこんなジャケットで発売されています。

ドン シュリッテン ファンの私としては
彼の手になる写真とタイポグラfィのオリジナルジャケットが
断然よろしいなぁ



この記事で紹介したアルバムです
The Free Slave



2016年05月17日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0

冨田 勲さんは高校時代のアイドルでした



「月の光」 (RCA)
冨田 勲

高校生のときでしたが
多分NHK FMの番組で流れてきたのが
冨田 勲の「月の光」でした。

ドビュッシーの名曲「月の光」が
シンセサイザーという電子楽器で色彩感あふれる演奏を奏でていて
すぐに魅了されてしまいました。

当時のシンセサイザーだけによる音楽と言えば
ワルター カルロスの「スィッチト オン バッハ」に聴かれるような
 (このころはまだウェンディーじゃなかったの)
線で形作られたようないかにも電子音楽くさい作品しかありませんでした。

こんなやつですな




ところがこの「月の光」ときたら
表現された音楽がとても色彩感があり豊穣な作品だったので
  「これがシンセサイザーによる音楽なのか」
と びっくり仰天したわけです。

当然そのころにはリック ウェイクマンや
キース エマーソンの演奏も大好きだったんですけれどね
 (彼にも 合掌)


以来
冨田 勲の番組をチェックし
講演会にも出かけたりしてどんどんと彼の音楽にはまっていきました。

高校生ですからなぁ


そうすると芋づる式に冨田 勲さんの音楽
そうとは知らずに親しんでいたことを発見しまたもやびっくり。

訃報記事の略歴にも挙げられていた
ジャングル大帝のテーマ



私 いまでもこのソノシート持ってます。
ちなみに手塚さんは冨田さんに自らピアノを弾いて
こんな感じのテーマソングを作ってほしいと依頼されたそうです。




新日本紀行やら
新平家物語やら
きょうの料理やら
NHKの各番組テーマソング


その他にも
リボンの騎士やら
マイティジャックやら
キャプテンウルトラやら
          etc. etc, (by kumiko ooba)

もうこれは冨田 勲と私の出会いは必然だったのだなんて

あほの高校生ですから……

シンセサイザーだって欲しくなり
とてもモーグⅢやミニモーグは買えないと諦めていたら
 (当時はムーグって言ってました)
大学生になってこKORGから手が届くシンセサイザーが発売され
MS-20まで購入するしまつ。

大学生になってもあほですから……



冨田さんの訃報を聞いて
やっぱり寂しい気持ちでいっぱいです。

久しぶりに彼のアルバムを引っ張り出してきて
月の光
展覧会の絵
火の鳥
などなつかしく聴きなおしています。

いったい幾たびこのレコード達を聴いたことやら… …


冨田さんが
私の音楽観にどれほど多くの影響をあたえてくれたかを感謝し
ご冥福を祈るばかりです。

                        合掌





P.S.

普通のオーディオでは再生困難なまでの鐘の音を合成し最録音した
「沈める寺院」が「冨田勲の世界」と言うアルバムに収められています。

「あなたのオーディオではいったいいくつの鐘の音が聞こえますか?」
と冨田さんが挑戦を挑んだ録音だったのを思い出しました。
 
さて
高校時代のモジュラーステレオではいくつに聞こえたんだったけ?

パラゴンで聴いたらいくつの鐘の音がするのやら
聴いてみなくちゃあね。

でいくつなら正解なの
富田さん。

大人になってもあほですな



 


2016年05月09日 ジャズではない話 トラックバック:0 コメント:0

高僧セロニアス モンクの浄土で遊ぶ


"Thelonious Alone In San Francisco" (riverside)
Thelonious Monk


ジャズ喫茶で初めてモンクを聴いたときから彼の音楽がとても気に入りました。

現在の私の感じるようにはモンクの音楽を聴けてはいなかったでしょうが
彼のなんともユーモラスなところや独特のゆらぎ感は十分に
感じ取れていたと思います。


モンクの音楽に対して
 生理的に合わない
っておっしゃられる方に何人もお目にかかっています。

長年ジャズを聴いてきた人に
 実はねぇ どうもモンクがどうにも駄目なんだよ
なんて小声で打ち明けられたこともあります。

どうやらモンクの音楽に対しては
スッと入れる人とそうではない人がいるようです。

最初からモンクの音楽を楽しめた私はずいぶんとラッキーであったようです。


一部のものを除き昔はそれほどモンクの中古レコードも高くなかったので
結構買い集めては頻繁に彼のレコードに耳を傾けていたものでした。

今はと言います個人としてはどうしても90年以降の音楽を聴くことが多く
モンクに限らずそれほどの頻度で昔のレコードを手に取ることは無くなりました。

それでもやっぱり
 モンクでないと
と言う時があるわけでして
最近またぞろ彼のレコードを聴きなおしています。

そうすれば以前にもましてモンクの音楽により強く引き込まれる私がいまして
 うーーー
と小さく唸ってみたり
 ほぅっ
とかすかにため息をついたりするわけでして

モンクの世界にどっぷりと浸っているのはなんとも幸せなことです。


一流のジャズメンたちの演奏にはそれぞれの世界が
確固としてあるわけですが(それこそが一流の証だとも)
モンクの世界は他のミュージシャンのものとは少し事情が異なるように思います。

モンクが紡ぎだす世界は
圧倒的に独創的であり
徹底的に彼の手で磨きぬかれたものだと感じられます。

それ故
彼の世界の中で共に音楽を作り出すのはとても困難で
 (例のマイルズのクリスマスのお話もあることですし)
瑕の無い全きモンクの世界で遊ぶにはソロアルバムが一番。

というわけで
冒頭の「セロニアス アローン イン サンフランシスコ」
を幾たびか聴きかえしています。


このアルバムで聴かれる音には
セロニアス モンクが表現したかった音楽の
すべての要素が正しい位置にピッタリとあり
かつ
無駄なものは何一つ無い
という完成された彼だけの世界がそこに置かれています。

とても精巧に出来ている世界なのですが
過剰なものは何も無いモンクの思う音楽。


モンクはソロアルバムを何枚が残していますが
生気溢れながらの完璧なモンクワールドと言うことでは
このの「セロニアス アローン イン サンフランシスコ」が
一番だと感じます。





後年のコロンビア時代の「ソロ モンク」は
「セロニアス アローン イン サンフランシスコ」とはうってかわって
そこに投げ出されたような静かなモンクの世界観があり
これはこれで聴きたいときにはターンテーブルの上に載せることがあります。






「セロニアス ヒムセルフ」もまたリバーサイド時代の
生気溢れるモンクワールドが繰り広げられているのですが
最後がコルトレーン入りのカルテットの演奏で終えられていまして
モンクワールドにどっぷり浸っていたいという向きには ちょっとね。

最後に我にかえっちゃうのがねぇ。

A面だけ聴いちゃうという手はありかも
 (今は大多数の人はCDか……)



お釈迦様の手のひらでころがされているのも
モンクの世界であそぶのも
幸せなことですなぁ。






2016年05月08日 私のジャズ トラックバック:0 コメント:0