簡単PCオーディオ入門 補足編



ブログに簡単PCオーディオと銘打って記事を書いた理由の一つに
私がCDプレーヤーを使用したCD再生からPCオーディオに乗り換えたことについて
多くの方から興味や質問をいただいたことがあります。

私の使用しているPCオーディオを実際に聴いてみて
自身もPCオーディオをやってみようと試みる方が多数いらっしゃいました。

そこでそれらの方々にその方法をいちいち説明するよりは
ブログに書いてそれを参照願おうと思ったのです。

その目論見はある程度成功したのですが
私の説明不足のせいかさらにいくつかの質問をいただきました。

その中に私自身が想定しているPCオーディオではない事柄について
問われることがあったので補足しておきたいと思います。



1. より良いCD再生のためのPCオーディオであるということ
  
   記事の中でも記述したのですが私がPCオーディオを試みたのは
   CDプレーヤーによるCD再生よりもより良い再生がのぞめるから
   ということにつきます。

   大前提としてこのことをまず理解願います。
   そうすれば以下のような説明は無用だと思います。


2、アナログレコードのPC取り込みは行いません
  
   幾人もの方からアナログレコードはどうするのかと質問されました。
   アナログレコードはレコードプレーヤーで再生することが
   最良の音で楽しめる方法です。
   
   アナログレコードをPC上に取り込む為にはアナログデータを
   デジタルデータへと変換しなくてはならず
   せっかくデジタル変換したデータも再度アナログデータに変換して
   再生しなくてはなりません。

   つまりレコードをPCオーディオ化することは
   音を劣化させるだけのことです。

   レコードは今まで通りに普通に再生するのが一番です。

   ただPC上にアナログレコードの音楽を格納することは
   技術上は全く問題ありません。

   ただしアナログデータですのでCDのように15倍速で取り込む
   なんてことは不可能です。
   レコードを一枚取り込む為には通常のレコード再生の時間が必要です。

   またレコードの場合CDデータベースのように収録された曲名などについて
   自動で情報を入力するすべはありません。
   したがってそれらの情報はいちいち手作業で入力せねばなりません。

   私にとってはレコードをPCオーディオ化する利点は
   全くないのです。


3. WAVファイル以外の形式は考慮していません
   
   WAVファイルを使用したPCオーディオには
   確かに不便に思う部分があるかもしれません。

   まず圧縮データに比べて格段にファイル容量が大きいこと
   そして曲名やアルバム情報などをPC上にデータとして入力できないこと

   現状私が試してみたところではWAVファイル再生ソフト Wave File Player による
   再生音以上のものは見出すことができません。

   従ってそれ以外のデータ形式を使用するわけにはいきません。
   
   たとえそうであっても
   いままでCDプレーヤーによる再生に比べれば格段に便利になりました。
  
   曲名の検索などはファイル検索で簡単に素早く行えますし
   いちいちCD棚へCDを取りにいかずに済みます(笑)。


というわけで
私は今のCD再生にとっても満足しています。






   

   
 

2016年10月29日 簡単PCオーディオ入門 トラックバック:0 コメント:0

簡単PCオーディオ入門 ソフトウェア編

前回の簡単PCオーディオ入門 ハードウェア編に続いて
今度は必要となるソフトウェアについて簡潔に書きたいと思います。


PCオーディオをはじめるにあたって必要になるソフトウェアは
CDからPC上へ音楽データを取り込むため(リッピング)のソフトと
PC上の音楽データをDACに送るための再生ソフトの二つです。


1. リッピングソフト EAC(Exact Audio Copy)
 CDをWAV形式のデジタルデータとしてPC上に格納するためのソフトウェアです。

 下記サイトからダウンロードが可能です。
   EACダウンロード

 PC上にダウンロードしてからPCのCDドライブの癖の平準化や
 読み取り時エラーの読み取り再試行の程度などの設定が必要になります。
 これらの設定に関してはネット上で検索すれば
 丁寧に解説されたサイトが複数見つかりますので参考にするとよいと思います。
 
 使用方法についても同様です。


2. WAVファイル再生ソフト Wave File Player
  WAV形式の音楽データを再生するための専用ソフトです。

  下記サイトからダウンロードが可能です。
   Wave File Player ダウンロード

  使用方法等については上記のサイトに詳しいので参照ください。

  WAVファイルを高音質で再生する為だけの専用ソフトです。
  圧縮データやその他の形式のファイルは再生できません。
  
  各種音楽情報の表示や検索などの機能も全くありません。
  WMPなど他の再生ソフトをお使いの方にとっては不便かもしれませんが
  音質については文句なく素晴らしいです。



上記二つのソフトウェアともにWindows10での動作保証がありませんが
私が使用した範囲では問題なく作動しています。

また両ソフトともありがたいことにフリーウェアです。



さて
これまでに至ったPCオーディオを開始するいきさつから
これらの結果までの経緯については
PCオーディオ事始めをご参照ください。


あなたが簡単により良いCD再生を行う為に手助けになれば
うれしいです。


                                Sonny



2016年10月26日 簡単PCオーディオ入門 トラックバック:0 コメント:0

簡単PCオーディオ入門 ハードウェア編

PCオーディオ事始めと題して記事を書き連ねましたが
PCオーディオを簡単に始められるように必要な事柄を簡潔にまとめました。

まずはPCオーディオに必要となるハードウェア(機器)についてです。
用意しなければならない物のリストアップです。




1. パソコン
  当然のことながらパソコンが必要になります。
  特別に高性能である必要は全くありません。
  ネットサーフィンが無理なく行えるようであればOKです。
  バックアップの為USB3.0のものであればなお良いと思います。




2. USB 対応DAC
  DAC(デジタル アナログ コンバーター)が必要です。
  パソコンから直接オーディオ用アンプへ接続する為にはUSBの入力端子が必要です。
  すでに単体のDACやCDプレーヤーのDAC部が使えるならば流用できます。
  その際にUSB入力が無ければ新たにDDコンバーターが必要になります。

  手始めに購入するならば
  デジタル機器の場合アナログと違ってそれほど高価なものでなくともよいと思います。
  数万円のものでとりあえずは十分です。

  まずはPCオーディオを実感したいならばこんなものもあります。







3. 外付けハードディスク
  PCオーディオ事始めでも書きましたが
  オーディオデータは非圧縮のWAVファイルでリッピング格納することになります。
  従って音声データとはいえ結構な保存容量が必要になります。
  おおよそCD一枚当たり600MBが必要です。
  CDが500枚程度であれば300GB
  CDが1000枚程度であれば600GBが必要になります。

  ハードディスクは恒久的なものではなく消耗品なので
  必ずバックアップが必要になります。
  従って必要な保存容量を持つハードディスクを二台用意します。


PCオーディオを始めるにあったて必要になる機器は以上のものだけです。
必要最小限の投資で始めるのであればパソコンは手持ちのものを使用し
あとは新品を購入するにしても2万円以下で始められると思います。

PCオーディオの利点としては
初期投資がとても少なくて済み
高音質のオーディオライフが楽しめるというところが大きいです。


今までの記事はすでに
アンプやスピーカーなどのオーディオl機器を所有していることを
前提としています。

当たり前のことのように思いますが
近年はオーディオシステムを所有せずに
携帯とイヤホーンで音楽を楽しむ方が多いようです。

それでも音楽を楽しむことができますが
十分に音楽の良さを楽しむには
やはり最小限のオーディオシステムは必要だと思います。

そんなに大それたシステムではなくても
選択次第では10万円ほどでも割り切ればなんとかなる気がします。


次はPCオーディオに必要なソフトウェアについてのまとめです。



  



  

2016年10月25日 簡単PCオーディオ入門 トラックバック:0 コメント:0

手持ちの内のヴァン ゲルダーのラスト録音盤


"Chemistry" (highnote)
Houston Person&Ron Carter


ルディ ヴァン ゲルダーの訃報をハッチャーソンのものと共に記事にしました。

その後ゲルダーの最後の録音アルバムは何になるのか気になりました。

亡くなる前週まで録音を行っていたとのことでしたが
ちょっと調べた限りでは最後の彼の仕事がなんであったのか
わかりませんでした。

たとえそれがわかったとしてもその録音が
作品として発売されるには時間がかかるでしょうから
当然今現在では手に入るすべはないわけですけれども。

名高いゲルダーのラストアルバムということですから
商売に敏いメーカーが間違いなく
「不世出の録音技師ルディ ヴァン ゲルダーの最終遺作!」
なんて銘打って発売されることに違いないと思います(笑)。


現時点で私が所有するルディ ヴァン ゲルダーの最新の(最後の?)録音盤は
上記に挙げたヒューストン パースンとロン カーターのデュオ作品です。

数々のデュオ作品がありますがアルバム一枚を通して
テナーサックスとベースのみで作成されたものというにはあまりないと思います。

ですが近年のヒューストン パーソンのハイノートの作品をお持ちで
ロン カーターをある程度聴きこんでいる方ならば
作品を実際に聴いてみなくてもどのような内容になるかは
曲名を見て割と明確に想像できると思います。

想像してみました?
はい そのまんまのアルバムです。

妙なサプライズは無しです(笑)。
安心の保証書付きアルバムですな。

そのうえ録音はヴァン ゲルダーときてるわけですからなおさらのこと。


一般の方々が想像するヴァン ゲルダーサウンドというのは
ブルーノートの諸作のようなものをイメージされることでしょう。

先の記事にも書きましたが
実はゲルダーはCTIの作品などを聴けばわかるとおりに
ブルーノートの録音と比べればハイファイといえる(笑)
録音へと時代とともに進化しています。

CDの時代になり旧来のゲルダー サウンドを残しながら
技術の進歩に伴いゲルダーの音も端々に新しくなっていきました。


ところがですね
ブルーノートがヴァン ゲルダーによるリマスター版の
CDを依頼したころからですが
どんどんと昔の音作りへと回帰するようになったと感じました。

フルーノートの4000番台後半の作品にもかかわらず
ゲルダーの手になるリマスター版はまるで1500番台のような
こてこての音作りへと作り替えられていたのです。

はじめてこれらの作品を聴いた時には
とても驚いたことを覚えています。


いったいぜんたい
ゲルダーに何が起こっているのだ???


さてこのヒューストンとカーターの作品なんですが
これはもうびっくりする位の古色然とした音作りです。

一応ステレオ録音ですし
テナーサックスは右に位置し
ベースは左へと配置されてはいます。

しかしキッチリと指で楽器の輪郭が見えるような定位の仕方ではなく
ボンヤリと二つの楽器が被さりながら配置されています。

しっかりと聞いてなければ
この作品がモノラル録音だと思う人がいるかもしれません。


テナーサックスの音色はゲルダーらしい
金管が鈍く光るような太い音でとらえられていて
それだけでこの作品がゲルダーの手になるものだとわかります。

ベースの音はと言いますと
かなり肥大した感じの音作りです。
かっちりとしたベース音を望む方は期待外れだと思います。


そしてこの二つの楽器の音が
かなり多量の残響を付加して記録されています。

それこそ風呂場の録音か
伝説の踊り場録音といった感じの
50年半ばまでのアルバムのような音作りです。


さすがにもう一度驚きましたな
 またまたヴァン ゲルダーに何が起こったっていうんだ???

ここまで極端に古びた音作りはゲルダー録音にしても
想定外でしたな、

ジャズはモノラル録音が最高とか
シュアーの44カートリッジが最高
なんていう古臭いレコードの再生音が好物の方にはたまらないアルバムです。


person-carter-gelder.jpg
 
アルバムの裏ジャケットにはゲルダーの卒寿をお祝いする
ロン カーターとヒューストン パースンが記載されています。
 アメリカにそんなものがあるわきゃないですけれど

祝っているお二人ももう傘寿のお祝いを済ませているのですけれどもね。

モダンジャズの立役者たちもこうなってみれば
かつてのニューオリンズジャズのリジェンドみたいになってきましたなぁ。


一聴の価値あるアルバムだと思います。




この記事で紹介したアルバムです
ケミストリー (ロン カーター、ヒューストン パースン)

2016年10月22日 新譜紹介 トラックバック:0 コメント:0

マイケル フランクス”彼女が思うにゃ親父はコルトレーンで子供はマイルズ”


”スリーピング・ジプシー”
マイケル フランクス

何か用事をしてる時に
ネットラジオをつけっぱなしにしていることが多いです。

先日適当なサイトのネットラジオをかけながら洗い物をしていると
聞き覚えのある声が聞こえてきました。

曲はなんだか聞いたことがあるようなないような感じでしたが
歌っているのは間違いなくマイケル フランクスです。

学生時代にさんざんこの人の「アントニオズソング」を
様々なシチュエーションで聞きましたが(当時はAOR大流行)
私は彼のちょっとべたついた感じの声でヘタウマっぽく歌うようすが
あまり性に合わないと感じていました。


さてそのネットラジオから流れてくる音楽を
耳をすますでもなく聴いていたのですが
その歌詞の中に「コルトレーン……マイルズ」という言葉を聞き取り
少しうろたえました。

私は英語のヒアリングがほとんど出来ないのですが
なんだか知らないけどごくたまに「英語が聞こえる日」
というのがあるみたいでして


マイケル フランクスが歌ったアルバムには
サンボーンやブレッカーなどのジャズメンが名を連ねているのは知っていましたが
歌詞の中でマイルズやコルトレーンが歌われているとは知りませんでした。

まぁ私の空耳アワー現象かもしれないので
調べてみたところ上記のアルバムのA面一曲目の歌が
ネットラジオから流れていた曲だとわかりました。

その曲”The Lady Wants To Know ”では
確かに二人のジャズメンの名前が歌われていて
「パパが灰皿をたたき始めると赤ちゃんが泣きだす
お父さんはコルトレーンで子供はマイルズのよう……」
てな具合の歌詞内容でした。


前後の歌詞を読んでみても
どうして親父がコルトレーンで子供はマイルズなのか
脈絡もなく見当もつかないフレーズのようにしか思えませんでした。

正直
「マイケル君いったいなんのこっちゃいな」
と尋ねたい気分です。

単にマイケル君の
使ってみたいフレーズだったのかしらん


そんなことがあって思いついたのが

「シルク・ディグリーズ」
ボズ スキャッグス

このアルバムに収録されている曲の「ハーバーライツ」の歌いだしに
「東京ローズ」の名前が出てきます。

"Son of a Tokyo Rose ……"
  私は東京ローズの息子
 (東京ローズをご存じない方はどうぞネット検索を
  説明すると話がとても長くなっちゃいますので)

自分のことをなぞの多い名もない人間だと
歌詞の中の主人公は告げているわけです。

こりゃ 意味がはっきりしていますわな

学生時代の友人のMちゃんはこの歌いだしを
「さよなら 東京ローズ」と歌い
信じてやまなかったですけど(笑)


やっぱりボズ スキャッグスのほうがええわー
声も歌い方も私には好ましく感じます。


そのボズですけれども

"But Beautiful"
というスタンダード曲集も出しています。

ジャズとして聞くというのではなく
上質なスタンダード曲を歌った佳作として推薦できると思います。

ただドラムとかサイドメンの技量が不足している感が少し残念ですが
私のようなすれっからしの言い分でしょうな。


ボズ スッキャグス えーえ声やわぁ
             (©けんた)



2016年10月19日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

レコード再生が流行復活の兆し って本当に思っています?



ディアゴスティーニの上記のようなジャズLPシリーズの発売もあってか
いろいろな方から
「レコードがまた復活しているらしいね」
といったお話しを伺うことが多くなりました。

そのことが全くのでたらめとまではいいませんが
実際のところ一般の方はレコードがどれくらい売れていると思っているのでしょうか。

レコードおよびCDを合わせた数量のうち何パーセントぐらいが
レコードの生産数だとお思いです?。

まさかレコードが半数近くをしめるなんて誰も思いはしないでしょうが
「一割ぐらいいやいや5パーセントぐらい」
とか思っていらっしゃるんじゃないでしょうか


マスコミなんかは都合のいいように書きますので
「2015年は前年比165パーセントの増加」
なんていかにもミスリードを誘うような書き方をします。

さてそれでは実際に生産数を調べてみますと
2015年のレコード生産数は66万2千枚と発表されています。
一方同じくCDの生産数はと言いますと1億6783万9千枚。

これをパーセントに直しますと
レコードの占める割合は0.39パーセントとなります。

この数字をどうお思いになるかは人それぞれではありましょうが
レコード復活というにはあまりに遠い数字だと言えるでしょう。


実を言いますとこのレコード復活という話題は以前に何度も
世間をにぎわすことがありました。

2007年には前年比163パーセントがレコード生産数として記録されています。
その時もマスコミたちはレコード復活劇を喧伝しましたが
翌2008年には前年比65パーセントと数字を落とし
2009年には前年比48パーセントとさらに下落してしまいました。

こんな時にマスコミたちは
「レコード大打撃、生産数を落とす」
なんて報道は致しはしません。

結果一般の人々はなんだかレコードが売れているらしいと
思いこんでしまうのでしょうな。

そして以前のようにレコード屋さんにレコードがズラリと並ぶなんて
勘違いしてしまうのでしょう。

まぁ金輪際そんなことは起こりっこありません(笑)。


音楽を熱心に聴いた青年時代の思い出に浸るおじさんおばさん達のノスタルジー
旧テクノロジーに対する未知なるものへの好奇心をそそられた若者たち

このようなことから定期的にあるいはコンスタントに一定量の
レコードファンというのはこれから続くと思います。

そして何度もちょっとしたブームを巻き起こすこともあるでしょう。


私はこのような現象を「SL現象」なんて呼んでいます。

年配の人たちの郷愁と
昔のテクノロジー レガシーへの憧憬

これはこれで意味のないことではありません。
十分に趣味性が高く楽しめることだと思います。


ただ
蒸気機関車が列車の移動手段の主流になることはありませんし
レコードが音楽鑑賞の中心となることはありません。


全く当たり前のことで
おそまつさま




2016年10月16日 未分類 トラックバック:0 コメント:2

Spotifyでジャズを聴く価値やいかに



トレンドに敏感な音楽ファンには既に試していると思うのですが
おっとり刀で私もSpotifyを試してみました。

ご存じない方のために少しSpotifyについて説明しますと
定額制の聴き放題ストリーミング音楽配信サービスです。

こういった業態のサービスは今までもたくさんありましたが
世界中で一番使用されている音楽配信です。

また音楽の配信中に曲間にコマーシャルが挟まったり
音質が劣ったりするのですが無料でも聴取が可能です。

わたしが特に注目したのは配信される音楽の中に
EMIとユニヴァーサルミュージックが含まれていることです。

現在ジャズのレーベルは昔からの主要単独レーベルは
大手音楽企業に吸収されてしまっています。
なかでも上記の二社が配信される音楽に含まれていれば
かなりのジャズ音源を聴取できるはずです。


善は急げで早速専用のソフトをダウンロードして聴取開始
といきたいところでしたが
現在のところ多分サーバーとか環境整備の関係で
招待コードを配布された人のみがSpotifyを聴取できるとのこと。

とりあえず招待コードの要請を公式サイトに要求して待機

やっと今週になってその招待コードが届いたので
無料での聴取を試してみました。


まず音質についてですが
公式サイトによるとOgg Vorbisという聞きなれない圧縮音源のようです。

一聴感じるのが高域がある音域から極端に減衰している感じがします。
圧縮音源にある高域のjシャカシャカ感というよりは
かなり寸詰まりな感じの音です。

それと低域に関しては輪郭を強調したような音に聞こえます。

デジタル音源は一般的に低域に関しては良好なことが多いですが
このかなりイコライジングしたような音は好みが分かれると思います。

mp3などと比べてというよりは
かなり異なった個性的に彩られた音です。

私の場合どのような音源でもすべて
マッキントッシュ c20
JBL SE400s
JBL初期型パラゴン
を経由して聞いています。

したがって
音源の短所はかなり目立つのだとは言えます。

これがイヤホンやヘッドホン
または小型のスピーカーから聴取するのであれば
低域に関してはそれほど嫌な感じはしないかもわかりません。

しかし高域に関してはそのようなシステムであったとしても
かなりナローに聞こえるのは否めないと思います。

ただ有料会員であれば高音質で聴取可能とのことですが
どれほどの違いがあるのかはなんとも言えません。


今度は配信されている楽曲についてですが
やはりブルーノートやプレステッジといった有名レーベルが
聴取可能なのはポイントが高いと言えます。

選定されている楽曲も古いものだけではなく
ジェイソン モランなども配信されているところも良いと思います。


弱小レーベルに関してもある程度はおさえてあるようで
前回の記事で紹介したボブ アクリも難なく聴けました。

多分日本のミュージシャンを目当てにSpotifyを聴くよりは
ジャズを聴くためのほうが価値があると思います。

自宅に所持するアルバム数が500枚程度までの人ならば
とても使いごたえのあるソースとなると思います。

1000枚超を所有するジャズリスナーとなると
ほしい音源が何でもあるとはいいがたいかもしれません。

私自身は所有する音源が何枚なのか正確には把握していませんが
ざっと7000枚以上はジャズのアルバムを所持していると思います。

ただコンプリートなコレクションを目指していないので
有名レーベルやミュージシャンでも欠けているアルバムは数多くあり
なかなか魅力的なソースだと感じました。


ですがジャズの新譜は自費出版やインディーズのようなレーベルから
出版されることが多いのでSptifyさえあればすべてOKとは言えません。

あくまでも所有する音源の補完的な位置づけでは有用性が高いと思います。


なんて思いながらSpotifyから流れる楽曲を聴いていたのですが
突然に音楽の配信が途切れました。

サーバーの過負荷かなんかかなと思って
モニターを確認すると無料聴取できる時間を超過したようです。

全く知らずに利用していたのですが
無料聴取は月に15時間に限られるようです。

音質の面に目をつぶる'(みみをふさぐ?)としても
この聴取制限時間ではかなりライトな音楽リスナーでないと
満足はできないと言わざるを得ません。

音楽を真剣に楽しむにしても
BGM的に利用するにしても無料会員では不足を感じると思います。


月額980円という値段は
廉価盤一枚程度のものですから
これぐらいの負担は構わないような気がします。

さらに有料会員では音質も倍ほどのデータ量のものを聴けるそうなので
これからジャズを聴くという方にはなかなかに有効なものだと思います。


実際には有料の音質で聴いてみないとわからないですが
個人的にはこの圧縮音源の音作りは好ましくは感じません。

Spotifyで楽曲の試聴をしてみて
結局はほしいアルバムをCDなりレコードで購入する
といった具合になると思います。

そうなれば結局のところ
物理的な音源を所有することになるので
定額無制限音楽配信サービスのありがたみは
半減しますなぁ。


これまた
  どうしたもんじゃろのうー

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2016年10月15日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

世界一有名なジャズピアニスト?、でも私は知らなかったBob Acri


"Bob Acri" (Blujazz)
ボブ アクリ


最近ジャズもいいなと思い始めたという妙齢の女性から
「このジャズピアニストはどういう人ですか」
とスマートフォンの音楽を聴かせていただきました。

彼女は私のことをジャズのことなら何でも知っている師匠とでも思っているようで
にっこりと微笑みながら私の答えを求めています。

ううーん
全く私には想像もつかないピアノです。
ジャズかどうかも判別がつきづらいのですが
まぁジャズと言えばジャズ。

アフロアメリカンのモダンジャズにどっぷりとつかってきた私には
とてもジャズ感の希薄なピアニストに思えます。

まず間違いなくアフロアメリカンのジャズピアニストではないな
とはいえ思い当たるピアニストは皆無です。

「これはいったい誰ですか」と問うと
ボブ アクリというピアニストで
曲は「スリープ アウェイ」とのことでした。


「いやぁ、ごめんなさい
 全く知らないピアニストですわ
 またちょっと調べておきますわ」
とその場は逃れました。

「なんだジャズなら何でもわかるんじゃなかったの」
 て思われたでしょうな 私   (苦笑)


でこんなピアニストの曲をどこから見つけてきたのか聞いてみると
ウィンドウズのサンプルミュージックとして入っていたとのこと。

それにしても全く聞いたことのない名前ですなぁ
Bob Acri

こういう時にはネット検索ですな(便利な世の中ですわ)

どうやらシカゴのローカルミュージシャンのようで
いわゆるスタジオミュージシャンとして活動したり
歌伴として演奏をしていたようです。

かの有名なミスター ケリーズのハウスミュージシャンも務め
エラ フィッツジェラルドやカーメン マクレェの伴奏もしたことがあるそうです。

となれば少しぐらいはその名を耳にしたことがありそうなものですが
今まで全く名前すら聞いたことのないピアニストです。


アマゾンでアルバムを検索しますと
二枚のアルバムがヒットしました。

そのうちの一枚が
無料音楽聴取サイトのSpotifyで聴けました。

それが上記のセルフタイトルのアルバム
「Bob Acri」です。


トリオの演奏かと思ったら
トランペットやテナーサックスにフルートやヴァイオリンが
曲によってフィーチャーされています。

ネット上を探してみてもミュージシャンのクレジットが無いのですが
ソロを聴いてみればベースは間違いなくジョージ ムラーツのようです。

テナーとフルートの演奏を聴くと
どうやらフランク ウェスであろうということもわかります。

トランペットやヴァイオリニストに関しては
私の頭の中の辞書に照らし合わせても
全く合致するものがありません。

ドラムはどこかで聞き覚えがあるような気がするのですが
これも判然としません。

なんて思っていたらアマゾンに掲載されているジャケットをよく見ると
ルー ソロフにエド シグペンの名前が
(最初からよう見とけよ ちゅう話ですな)

これほどのベテランミュージシャンをサイドメンにするのですから
ボブ アクリはある程度アメリカでは名が通っているのでしょう。

お金を積んだということもあり得ますけども


一通り収録されている曲を耳にしましたが
やはり私の耳にはジャズ感の乏しいピアニストに聞こえました。

だからこそ
ウィンドウズを手にした一般の人たちに嫌われることなく
「なんとなくジャズっていいよね」
と思わせることができるのでしょう。

ううーん マイクロソフト 恐るべし


個人的にはひとつまた賢くなった気がしました(笑)

ジャズの世界はほんとに広いですなぁ。




この記事で紹介したアルバムです。
ボブ アクリ





2016年10月10日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0

PCオーディオ事始 なんだかよくわからない現象



前回の記事では
やっと納得のいくオーディオプレーヤーソフトを手に入れたことを書きました。

これで何もかも万々歳かといえばさにあらず

たぶん鮮明な再生音が手に入ったがゆえに
いままで若干あいまいな再生音のためにマスキングされていたのか
音質のあまりよろしくない録音のアラが出るような傾向が出てきました。

こういった傾向は新しい上位のオーディオ機器を導入する際には
よく見られる現象です。

あちらこちら
あーでもない こーでもない と
オーディオのセッティングを工夫しながら
音のチューニングを追い込んでいくと
あることに気が付きました。

高域に僅かに響きがのるのです。

ジャズの再生でなければ
容易には気づかないような程度です。

エコーというほど酷くはないのですが
やはりかすかに尾をひくように鳴きが感じられます。

これも多分今までのプレーヤーとは段違いの再生音により
マスキングされていたアラが出てきたものだと思います。


今までのオーディオ機器の取り扱いの上で
ハムであるとか濁りであるとか歪を感じることはよくあることでした。

そしてそれらの対策についても
ある程度のノウハウは取得してはいるのですが
今回のような現象は初めてです。

うーん
デジタル特有の現象なのかしらん

いろいろな人にも再生音をきいてもらうのですが
ほとんどの人は気づかない程度の現象です。

かといって
気になるので放置もできずに
アレヤコレヤDACを中心に試すのですが
はかばかしい改善は見られません。


ひょっとして低域が少し響きが乗るような傾向の
ケーブルを使用すれば治るんじゃないかと試しましたが
やっぱり駄目でした。

何日も何日もいろいろと苦心して改善を図る日々……


今日も又アンプに火を入れて
さてどうしたものかと思いながら
PCよりオーディオ再生してみると
あーら 不思議
高音にのっていた響きはすっかり消えていました。

まったく狐につままれたようなものですな。

一体何の対策が功を奏したものやら判別もつきません。


こういった場合に自分を納得させるには
 「うーん、たぶんエイジングの問題やね」

ほんまかいな


さてこれで一件落着といきたところですが
PCオーディオの為にかなりのチューニングを施したので
当然ながらレコード再生にも多大な影響が出まして
これを解消するのにまたひと騒動。

結局のところ
なんとか納得のいく再生音を手に入れたのは
4月になった頃でした。

PCオーディオを決意したのが
昨年の10月でしたから
およそ半年の時間を費やして
やっとこさの導入となりました。

ねぇ、
新しいことを導入するなんてことは
大変手間がかかるんですよ。

今しばらくはこのCDという音楽の器がもってくれるといいのですが
CDとてもうできてから30年が経過していますので
それほど先行きは長くないような気もします。


それとね
まだまだリッピングが1500枚ほどしか完了していないんです。

これが一番手間ですなぁ


ダラダラと書き連ねましたので
PCオーディオを導入する方に役立つように
簡潔にまとめた記事を書きたいと思っています。


そのうちにね。

ご清聴ありがとうございました。

2016年10月08日 PCオーディオ事始 トラックバック:0 コメント:0

終の棲家 ブルーノート


「ダイアローグ」
ボビー ハッチャーソン
 
ボビー ハッチャーソンの記事を書いていて思ったのですが
彼の初リーダー作品はブルーノートの「ダイアローグ」でした。

その後ハッチャーソンはご存知の通りに70年代の半ばまで
数々の代表作をブルーノートからリリースしています。

その後ブルーノートは活動を休止してしまい
ハッチャーソンはコロンビアやランドマーク、コンテンポラリー、ヴァーヴなどなど
数多くのレーベルからリーダー作を発表しています。

そしてその 掉尾を飾ることとなったのが新生ブルーノートに移籍して発表した

「エンジョイ ザ ビュー」
ボビーハッチャーソン

でありました。


これにつけ思い出されるのが
アンドリュー ヒルのことです。

ヒルの初リーダー作はブルーノートからではなく
59年のワーウィックからのものですが
それ以降しばらく作品の発売はなく63年になってブルーノートで作成されたのが

「ブラック ファイアー」
アンドリュー ヒル
でありました。

その後ヒルは未発表作品を含めると十数作ものアルバムを
ブルーノートからリリースすることになります。
(未発表作品が多いというのは残念なことにセールスが良くなかった)

その後ハッチャーソンと同じくブルーノートの休止以降は
イーストウィンドやスティープルチェイス、ソウルノート、フリーダムなどなどから
数々の作品を発表しています。

その後2007年に彼はその生涯を閉じることになりますが
その直前にブルーノートに移籍して発表されたのが

「タイムラインズ」
アンドリュー ヒル
でありました。



…… 
ボビー ハッチャーソンもアンドリュー ヒルも
まさに自身の生涯の最後に
若かりし頃の活躍の地に帰ってきたように見えてなりません。


ジャズマンの生涯を描いた映画作品は数多くありますが
個人的にこれは佳作であると思えるのは
デクスター ゴードン主演で作成された

「ラウンド ミッドナイト」
ベルトラン ダヴェルニエ
 
この作品はバド パウエルの生涯を
デックス主演のためにサックス奏者におきかえて
製作されています。

この中でデックス演じる主人公は
最後の際に移り住んでいたパリを離れて
アメリカの地へと帰還します。

実際のパウエルの生涯もその通りに
終焉の地はアメリカです。


ブルーノートにも数々の名作をのこしたデクスター ゴードンですが
彼の公式なラストアルバムは

「アザーサイド オブ ラウンドミッドナイト」
デクスター ゴードン
でありました。


みんな最後の安寧の地は
ここだと決めていたかのごとくですなぁ



ここに至り本朝には言霊というものがあるので気にはかかるのですけど


「ナイト ドリーマー」
ウェイン ショーター

上記のアルバムは彼のブルーノートにおける初リーダー作です。

ウエイン ショーターもまた初リーダー作はブルーノートではなくて
ヴィージェイからのものなのですが
ショーターの音楽観が完成された傑作の数々はブルーノートに残されています。

その後ショーターはご存知の通りにウェザーリポートを結成し
名作の数々を送り出すことになります。

そして久しぶりに作成されたリーダ作はワーナーに始まり
近年はヴァーヴから順調に発売されていました。
 

ところが前作の

「ウイズアウト ア ネット」
ウェイン ショーター

は突然にブルーノートへの移籍ニュースににつづき
作成発売されました。

ロリンズもまだまだ元気ではいるのですが
スタジオに入った作品は長らく発売がありません。

テナーサックスのリビングリジェンドの新作を望みうるのは
ショーターが最後の砦であると言えるのですが


私はショーターの新譜をまだまだ聴きたい!!!


ブルーノートがデスノートになりませんように





2016年10月05日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

ボビー ハッチャーソンとヴァン ゲルダーは王道を行く2



さて前回の記事の続きですが
 
ハッチャーソンについて海外ジャズニュースのサイトを調べていると
なんとルディ ヴァン ゲルダーも相次いで亡くなっていると知りました。

享年91
やむを得ない気もしますが
やはり寂しい気持ちでいっぱいです。
 
ゲルダーと言えば第一にあがるのがブルーノートの諸作品だと思います。
ハッチャーソンはデビュー当初から数々のアルバムをブルーノートで残しているので
ゲルダーとの共作はリーダー並びにサイドメンを含めかなりの数になるはずです。

一般的な知名度からあげられる二人の作品は
上記の「ハプニングス」になるかと思います。


ブルーノートに残されている
いわゆるニューメインストリームと呼ばれる諸作品には
かなりの頻度でハッチャーソンの名がクレジットされています。

ハッチャーソンの都会的なヴァイブの音色は
まさに時代に沿っていたのでしょう。

またエリック ドルフィーの野心作であった

「アウト トゥ ランチ」の作品もハッチャーソン無しには成立しなかったはずです。

時代は流れて70年代に入り
これまたその時代を濃密に感じさせる

「ナチュラル・イリュージョンズ」
もこの時期ブルーノートではだんだん少なくなっていく
ゲルダー録音の作品です。


ちょっとここでハッチャーソンについては置いておいて
ゲルダーに関してですが
忘れていけないのは彼がブルーノートの諸作品を録音していた同時期に
他のジャズレーベルの作品も盛んに録音を行っていることです。

例えばアトランティックの

ミルト ジャクソン
「バラッズ アンド ブルーズ」
もヴァン ゲルダーの録音ですし


ロイ ヘインズ
「アウト・オブ・ジ・アフタヌーン」
もゲルダーの手になるものです。
そのほかにもインパルスの諸作品は
大半がゲルダー録音だと思います。
  ちなみにこのジャケットはゲルダーのスタジオのお庭だそう

ブルーノートと共にジャズ三大レーベル(誰が決めたんや)のプレステッジ

ソニー ロリンズ
泣く子も黙る「サキソフォンコロッサス」(誰も泣いてないて)

リバーサイド

セロニアス モンク
「プレイズ デューク エリントン」

上記の二枚もこれまた
ルディ ヴァン ゲルダーの録音によるものです。


ブルーノートに残されたゲルダーの録音を指して
ヴァン ゲルダーサウンドと呼ばれることも多いです。

しかしながら他レーベルに上記のような同時期に残されたアルバムを聴くと
皆がブルーノートの諸作品に聞かれる様な音作りではないことがわかります。

ブルーノートのサウンドについては
ヴァン ゲルダー自身が語ったインタビューによると
「あれはアルフレッド ライオンが要求した通りに録音したんだ」と
証言しています。

したがってブルーノートの録音については
ライオンサウンドと呼ぶのが正しいと言えます。

このほかにも同時期の録音では
デビューやサボイも手掛けていて
ゲルダー イコール ブルーノートの
決めつけはどうかなと感じています。


この後もゲルダーは
CTIではほぼ専属エンジニアとして活動していますし
フリーランスの仕事としてもクリスクロスや最近までのハイノートなどで
盛んにジャズ録音の第一人者として活躍していました。

亡くなる前週まで録音を行っていたとの報道もありました。


1950年代から現在に至るまで
半世紀以上もの間ジャズの最前線で活躍したゲルダーは
ハッチャーソンと同じくジャズの王道を築き歩んだ偉人に違いありません。

  二人に合掌


2016年10月02日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

ボビー ハッチャーソンとヴァン ゲルダーは王道を行く



先日お客さんから
 「ボビー ハッチャーソン亡くなってたね」
と言われるまで全く気が付いていませんでした。

最近いかにジャズに対して気が行っていないかということですなぁ。

トゥーツ シールマンについては新聞にでていましたが
ボビー ハッチャーソンはどうだったんでしょうか

調べてみますと
確かに8月15日に亡くなられていました。

以前にボビー ハッチャーソンについて記事を書きましたが
それ以降発売される新譜を聴くにつけ
 「かなりヴァイブのアタックが弱くなっているなぁ…」
と感じていましたのでもう晩年かなという気はしていました。

ミルト ジャクソンの最晩年もそうでしたしね。

でもいざ訃報を聞くとやはり寂しい気持ちでいっぱいです。

今のところ
古巣のブルーノートに復帰したことで話題になった
上記のアルバムが最後になるのだと思います。


ジャズにおいてのヴァイブラフォンという楽器は
とても主要な楽器であるとは言えないので
日ごろからよく聴くというかたはあまり多くないでしょう。

ジャズのヴァイブ奏者を五人あげよといわれると
四苦八苦するのが普通じゃないでしょうか。

 「ミルト ジャクソンと えーっと ライオネル ハンプトン
  それに …… ゲーリー バートン
  それから…… … … MJQ??? 」   なんてね

私はヴァイブラフォンの響きが大好きで
ミルト ジャクソンをはじめとして比較的に多くの
時間をアルバムを聴くことに費やしています。


アフロアメリカンのヴァイヴ奏者といえば
まずはやはりライオネル ハンプトンが挙げられると思います。

ハンプトンのそのスゥインギーな部分を受け継ぎながらも
モダンでそしてブルージーな響きをヴァイブに与えて
ジャズのヴァイブラフォン奏者の一人者となったのが
ミルト ジャクソンです。

そのミルトを聴きヴァイブラフォンを始めたのが
ボビー ハッチャーソンで
彼はそこへ大変都会的でシャープな演奏をさらに付け加えました。

つまりは
ライオネル ハンプトンからミルト ジャクソン
そしてボビー ハッチャーソンへとジャズのヴァイブラフォンの
まさに王道が形作られたと言えます。


残念ながらハッチャーソンは鬼籍へと入ってしまいましたが
ありがたいことにそのヴァイブの王道はこの人


ステフォン ハリスへとしっかりと受け継がれています。

ジャズファンの中でもなかなか話題にもならないヴァイブという楽器ですが
こうやってもはや中堅となった彼へとバトンはつながっているのは
とても嬉しいことです。


えーっと
また記事が長くなってしまいそうなので
ゲルダーに関しては
次回に続きます。


2016年10月01日 未分類 トラックバック:0 コメント:0