アンディ ベイの「ええ声~」





"Ballads, Blues & Bey" Andy Bey

  アンディ ベイというボーカルをご存知でしょうか。ディスコグラフィをよくご覧になる方ならプレスティッジの"Andy Bey & The Bey Sisters "やブルーノートの4000番代後半のホレスシルヴァーの作品で名前をご記憶かもしれません。しかし、男性ボーカルがほとんど顧みられない日本では、まず無名に近いのが現状でしょう。
 とても魅力的なミュージシャンですが、彼の一番の武器は声そのものにあります。黒々としたという形容を体現したかのような、深くて憂いを含み大地に根を下ろしたかのような声。
 ホレスシルバーに帯同してアンディが来日した時でしたが、彼が歌いだしたとたん座っていたいすのせもたれに体が吹きとばされたように感じました。
 表現が難しいのですが、声が口から発せられるのではなく、胸板からどーんと塊のように飛び出してくるといった感じなのです。しかもその声にはブルーズと土の香りがたちこめています。
 このアルバムはアンディベイがピアノの弾き語りでブルーズとバラッズを歌ったものです。アンディ ベイの歌をじっくりと聴くには、まさにうってつけのアルバムです。こういう作品をあれこれと解説するのは野暮の骨頂というものでしよう。フレージングがどうのこうの、マイクの使い方がどうのこうのといったことなぞまったく意味を成さない歌が生きた作品です。
 興味を持たれたらぜひ一度お聴きになってください。


記事で紹介したアルバムですBallads, Blues & Bey

コメント 2件

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wataqoo  
凄い声ですね・・・。

こんばんは☆
おっしゃるとおり、ピアノ一本だと、
息づかいまでしっかり聞こえてきて、
まるで耳元で歌ってくれてるような印象です。

やっぱりJAZZには、お酒が合いますね!

2005/07/15 (Fri) 00:09 | 編集 | 返信 |   
koukinobaaba  
トラバが拒否されて残念です

こんにちは!ブログ「Audio-Visual Trivia for Movie & Music」のkoukinobaabaです。 こちらの記事にトラックバックを送ったのですがError:Not contains URL.とのことで拒否されました。
ネットサーフィンのついでに私の記事もご覧下さい。

2006/06/11 (Sun) 16:58 | 編集 | 返信 |   

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