国立文楽劇場幕見席について
文楽の記事ばかり書いているとジャズを目当てにブログを訪問していただく方たちにしかられそうですがちょっとご辛抱ください。
文楽を観劇する際に幕見席を使うことが多いのですが、一般的に幕見席の存在は良く知られていないようです。その為に実際に幕見席を使用したいと思っていても良くわからずに困っていらっしゃる方が多数おられるようです。
なぜこんなことを言うかといいますと少なくないアクセス数が”幕見席”という検索でこのブログにあるからです。その上この間は実際に店舗で幕見席のことをお尋ねになった方もいらっしゃいました。
幕見席というのはそれほどチケットの数があるわけではないので劇場の方でもそれほど積極的に宣伝していないのだと思います。
ですが、何日も前から予定を立てて文楽を見に行くのが難しいものにとっては、当日に気軽に観劇できるのはとてもありがたいものです。そこで少しは役立つかと思い前回の公演の幕見席の案内をアップしておきました。クリックしていただくと大きくなります。
これで実際の幕見席の購入の仕方や大体の値段などは理解していただけると思います。
幕見席は必ず発売されるわけでもないので(貸しきり公演とか)遠方よりこられる方は事前に劇場へ問い合わせてからお出かけになるほうがいいと思います。
また先着順の販売ですので出来れば販売時間の午前10時までには足を運ばれた方がよいと思います。
また複数の幕をごらんになる場合には幕見席よりも二等席の方が安い場合が多いので、お気をつけ下さい。まぁ、窓口の方がそういうことは適切に案内していただけるとは思います。
こういう要領の販売方法ですから、本来的にはちょっと時間があるから文楽でも見ようかというためのものだと思います。
大阪に住んでいるおかげで気楽に文楽でも観るかと、早起きした日に思えるのがありがたいです。
せっかくの素晴しい無形文化遺産の文楽が気軽にたくさんの方に楽しんでいただければ嬉しいなと思います。