ソニー ロリンズがオーケーからとは驚いた



” Road Shows, Vol.3” (Okeh)
           Sonny Rollins



少しの間娑婆から離れていましたので
ジャズの新譜について疎くなっているところがあるのですが
春先に出版されたロリンズの新譜については
いつもどおりに入手していました。

内容に関して言うと
前作、前々作同様に近年の世界中のツアーからの
ベストテイクを収めたものになっています。

録音に関しては2001年から2012年と
結構な幅を持った収録になっていますが
それぞれロリンズの気心の知れたメンバーでの
快調な演奏が繰り広げられています。

前作はオーネット コールマンや
ロイ へインズといったジャズリジェンドたちとの競演が
目玉となっていました。

今作ではただいま述べましたとおりに
レギュラーユニットによる演奏となっています。

個人的には前作の総華的なアルバムよりも
今回のアルバムの方が好ましく思います。

近年のロリンズのコンサートに足を運ばれた方達も
そう感じられるのではないでしょうか。


演奏内容に関していろいろと感じるところがあるのは当然なのですが
それと同様あるいはそれ以上に私をビックリさせたくれたのは
ジャケットの左隅に記載された
”Okeh"
の文字でした。

「Okehってあのオーケーかいな?」
ある程度ジャズの歴史をかじった方ならご存知であろうレーベルに
オーケーがあります。

ジャズを聴いてはいてもモダンジャズにしか興味のない方には
オーケーというレーベルには思い当たるものがないかもしれません。

私とてオーケーというレーベルを知っているのは
ルイ アームストロングやデューク エリントンの古い録音についてのみで
あまり詳しく知っているわけでもありません。

ただジャズの録音黎明期にあって
とても重要な音源を有していることは知っています。

またブルーズに関しても同様な意味を持つレーベルであるとの
認識はあります。


オーケー自体は早いうちに個人レーベルから
大手のコロムビアに吸収されているので
私が知っているのはCBS傘下のオーケーレーベルです。


前回までのロリンズのロードショウシリーズの出版は
エマーシーから出ていました。
現在エマーシーレーベルはユニヴァーサル傘下です。

オーケーレーベルはCBS傘下ですから
単に出版レーベルが変わったわけではなく
ロリンズは移籍したことになります。

 
それよりも何よりも
ジャズのレーベルとしてのオーケーというのは
1930年代ぐらいから新規録音はなかったはずです。

ということはこれはまったく新しいレーベルとしてのオーケーなのでしょうか。



うーんさて

話が長くなってきたので次回に続きます。

この記事で紹介したアルバムです
Road Shows Vol.3




2014年10月30日 新譜紹介 トラックバック:0 コメント:0












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