ジャズではないにしても興味深い アニー レノックスの今



"Nostalgia" (Island)
Annie Lennox


先日のことですがいつものようにネットラジオをかけながら
店の片づけをしていたのですが
「ゴッド ブレス ザ チャイルド」が流れてきました。

一聴ジャズではないと感じたのですが
その力強い歌声に耳をそばだてさせられました。

モニターを確認してみるとその歌声の主は
なんとアニー レノックスでした。


今の若い方はその名前にピントこないかもしれませんが
ユーリズミックスのヴォーカリストと言えば
洋楽好きの人たちは思い当たるのではないでしょうか。

ユーリズミックスと言ってもまだピンとこない方たちも
彼女の歌声や曲は数々の化粧品や車のCMに使われているので
曲さえ聴けば「あー あの人のことか」とわかるはずです。


私のようないい年をしたおじさんには
彼女の歌声を聞いてすぐにアニー レノックスだと気付くはずなのですが
そうならなかったのは彼女の歌声が当時のものとは
かなり年齢を重ねて変化していたからです。

さすがに三十年の年月はなかなかのもので
当然私もそれだけ年を経たわけでして……


もともと女性らしく力強い歌声の持ち主だった彼女ですが
さらに大地を踏みしめるようなおおらかで自信にあふれる歌声を得ていました。

スコティッシュとアフロアメリカンの違いはありますが
脱色したニーナ シモンのような感じと言えば
想像していただけるのではないでしょうか。

ただニーナ シモンがアフリカの豊かな大地と自然を感じさせるのに対し
アニー レノックスの歌声からは北の国の自然と
一神教の神が存在することを思わせます。



このアルバムの発売元を調べてみるとなんとブルーノートでした。

ならばもっと話題になっていてもいいはずなのにと思いさらに調べると
あんのじょう
日本未発売でありました。
あー やんぬるかな。

さらにさらに調べると
オリジナルのイギリス盤の発売元はアイランドレーベルでした。


以前から何でもかんでもブルーノートで発売するのはなぁーと
疑問を呈しておりましたが
いくらユニヴァ-サル傘下とはいえアイランドまでブルーノートとはねぇ。

ブルーノートから発売されているにしても
このアルバムをジャズと呼ぶことにはとても賛成できません。

しかし昨今流行の所謂カヴァーアルバムで片付けるには
惜しいような気がします。

アニー レノックスの年を経た素敵な歌声を聴くだけでも
価値があると感じています。


ちなみにこのアルバム今回のグラミー賞にノミネートされていたようです。

でも レディ ガガにトニー ベネットという恐ろしいカップルに
トロフィーは掻っ攫われたようです。
ふーむ  
グラミーらしいわなぁ




この記事で紹介したアルバムです
Nostalgia








2015年06月05日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0












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