ジャズ界でのおじさんと甥っ子と言えば


"And So We Carry on" (Daywood Drive)
Clifton Anderson


前回の記事からまたとんでもなく日にちがたちまして
まだまだ私事落ち着かないのですが
ちょっと余裕が出てきたので
またぞろ おじさんの話のつづきを
 きっともうお忘れでしょうが……

ジャズ界でもっとも有名なおじさんと甥の関係は
たぶん ソニー ロリンズとクリフトン アンダーソン
ということになるのではないでしょうか


1983年から2009年の長きにわたって
ロリンズのグループでレギュラーメンバーであったので
日本のジャズファンの間でもアンダーソンの名前は
よく知られていると思います。

ロリンズのグループで活躍する前は
ほぼ無名であったと思われますが
実は1976年にはカルロス ガーネットの
こんな作品に録音が残されています。



弱冠19歳のアンダーソンですが
私はこのレコードを所持していませんので
演奏内容はなんとも言えません。


さてロリンズのグループに入りたてのころのアンダーソンの演奏は
はっきり言ってなんとも茫洋とした感じで(トロンボーンだしね)
素晴らしいとまでは言いかねる内容でした。

来日公演でも
最初期のころの演奏では
さほどの感想もいだかなかったです。

  あれあれロリンズも
  野村や長嶋と変わらなんよなぁ

ところがところが
ロリンズとの共演を重ねるうちに
めきめきと演奏内容が良くなり
そのうちにロリンズのグループのうちで
ボブ クランショーとともに欠かせないメンバーとなりました。

最初は凡庸なミュージシャンだと思いましたが
天才ロリンズおじさんの隣で演奏するうちに
ロリンズ特有のリズムのノリやメロディアスな部分をしっかりと吸収し
やはりミュージシャンとしての恵まれた血筋が発揮されたのだと思います。
   この辺がカズシゲやカツノリとは……


冒頭に記載したアルバムが現在の最新作になるものです。
  例によってアマゾンではとんでもない値段が付いていますが
  彼のホームページ上で送料込みで30ドルほどで購入可能です
  10ドル足せばサインまでついてくる(笑)
 

メンバーにもロリンズのグループでの共演者が多数参加し
演奏曲にもロリンズの愛奏曲があるので
否が応でもロリンズの香りがするのですが
注目すべきはやはりカリプソの曲だと思います。

アンダーソンの演奏のなかにしっかりとロリンズのノリを感じ取ることができます。
ロリンズ一族のDNAでしょうかねぇ。

やはりなにがしか感慨深いものを感じます。
 ロリンズおじさん
 甥っ子のアンダーソンにしっかりとバトンは渡りましたよ






じつはこんなところにも
アンダーソンが



あっ そうそう
ロリンズのロードショウシリーズ4作目が出ますよ
ロード・ショウズ VOL.4








2016年01月29日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0












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