冨田 勲さんは高校時代のアイドルでした



「月の光」 (RCA)
冨田 勲

高校生のときでしたが
多分NHK FMの番組で流れてきたのが
冨田 勲の「月の光」でした。

ドビュッシーの名曲「月の光」が
シンセサイザーという電子楽器で色彩感あふれる演奏を奏でていて
すぐに魅了されてしまいました。

当時のシンセサイザーだけによる音楽と言えば
ワルター カルロスの「スィッチト オン バッハ」に聴かれるような
 (このころはまだウェンディーじゃなかったの)
線で形作られたようないかにも電子音楽くさい作品しかありませんでした。

こんなやつですな




ところがこの「月の光」ときたら
表現された音楽がとても色彩感があり豊穣な作品だったので
  「これがシンセサイザーによる音楽なのか」
と びっくり仰天したわけです。

当然そのころにはリック ウェイクマンや
キース エマーソンの演奏も大好きだったんですけれどね
 (彼にも 合掌)


以来
冨田 勲の番組をチェックし
講演会にも出かけたりしてどんどんと彼の音楽にはまっていきました。

高校生ですからなぁ


そうすると芋づる式に冨田 勲さんの音楽
そうとは知らずに親しんでいたことを発見しまたもやびっくり。

訃報記事の略歴にも挙げられていた
ジャングル大帝のテーマ



私 いまでもこのソノシート持ってます。
ちなみに手塚さんは冨田さんに自らピアノを弾いて
こんな感じのテーマソングを作ってほしいと依頼されたそうです。




新日本紀行やら
新平家物語やら
きょうの料理やら
NHKの各番組テーマソング


その他にも
リボンの騎士やら
マイティジャックやら
キャプテンウルトラやら
          etc. etc, (by kumiko ooba)

もうこれは冨田 勲と私の出会いは必然だったのだなんて

あほの高校生ですから……

シンセサイザーだって欲しくなり
とてもモーグⅢやミニモーグは買えないと諦めていたら
 (当時はムーグって言ってました)
大学生になってこKORGから手が届くシンセサイザーが発売され
MS-20まで購入するしまつ。

大学生になってもあほですから……



冨田さんの訃報を聞いて
やっぱり寂しい気持ちでいっぱいです。

久しぶりに彼のアルバムを引っ張り出してきて
月の光
展覧会の絵
火の鳥
などなつかしく聴きなおしています。

いったい幾たびこのレコード達を聴いたことやら… …


冨田さんが
私の音楽観にどれほど多くの影響をあたえてくれたかを感謝し
ご冥福を祈るばかりです。

                        合掌





P.S.

普通のオーディオでは再生困難なまでの鐘の音を合成し最録音した
「沈める寺院」が「冨田勲の世界」と言うアルバムに収められています。

「あなたのオーディオではいったいいくつの鐘の音が聞こえますか?」
と冨田さんが挑戦を挑んだ録音だったのを思い出しました。
 
さて
高校時代のモジュラーステレオではいくつに聞こえたんだったけ?

パラゴンで聴いたらいくつの鐘の音がするのやら
聴いてみなくちゃあね。

でいくつなら正解なの
富田さん。

大人になってもあほですな



 


2016年05月09日 ジャズではない話 トラックバック:0 コメント:0












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