リオの君が代 ブルガリア 矢野顕子



リオオリンピックの閉会式のセレモニーでの
アベ マリオが随分と話題になっていますね。

音楽好きの間ではそれ以上に話題になっているのは
斬新な君が代についてではないでしょうか。


私と君が代についてはかなり不幸な出会いであったように思います。

今は国旗国歌の制定があり
れっきとした日の丸であり君が代でありますが
私が義務教育を受けた時代では君が代が学校行事で
斉唱されたことは一度もなく
むしろ太平洋戦争の悪しき遺物のような教育をされました。

まぁ、なんというか
そういう時代だったんでしょうな。

わたしは結構君が代の歌詞も曲も好きだったんですが
他人にそう言える状況ではなかったですね。

現在に至っても国歌の斉唱を公式行事で拒んで
問題になったりしているのはそいういった背景のせいだと思います。


わたしが君が代の曲が好きであったのは
あのなんとも浮世離れした旋律にあります。

大人になってから
それが雅楽の様式によって作られたものと知り
合点がいった次第です。


歌詞についても
じつは平安時代からの「恋歌」であったと知り
これまたうれしくなりました。

世界中の国歌の中には
独立や革命を歌った血みどろなものがよく見られるのに
恋歌である国歌なんて素敵じゃないですか。


冒頭のリオの君が代ですが
公式なセレモニーでこれほど耳をそばだてさせられるようなアレンジは
かつてなかったようです。

最もプロ野球の試合開始のセレモニーで
とんでもない歌唱は何度も耳にしていますけれども(笑)


つい先ごろまでは君が代の斉唱については
原曲をくずすようなアレンジは不可であるという
不文律のようなものが存在すると聞いていました。

へんな君が代の演奏をしようものなら
どこからの圧力がかかるのだとか
まことしやかな話も聞いたことがあります。


さてそんな旧態然とした時代に
なんとも個性的な君が代を披露してくれたのが
冒頭にあげた矢野顕子でした。

この人もまた高校時代の私のアイドルであったのですが
最初にこの君が代を聞いた時には思わずにんまりしてしまいました。

みごとなアッコちゃん節ですなぁ


今回の君が代の斉唱が誰のものなのかはわかりませんが
すぐにブルガリアンヴォイスの流儀であることは知れました。



これは山城組による
本邦でのブルガリアンヴォイスの名を一気に広めた名作です。

高校時代にこのアルバムも耳にタコほど聴きましたなぁ。

このアルバムは今も手元にあります。
余談ですが30をすぎてからこの山城組の構成員(なんだかあやしいなぁ)
であった人と親しくなるとは思ってもみませんでした。

ブルガリアンヴォイスを知ったのは
このアルバムが先であったのか
ティッシュペーパーのCMがさきであったのか
どちらであったおかしらん


私より少し若い時代の人はこの君が代を聞いて



を想ったそうですが
これも山城組のてになるものですね。


もっとお若い人は



を連想されたようですが


これも時代ですなぁ



オリンピックも終わって
少し経ちましたが
今回はこの閉会式だけでも収穫でしたな。




2016年08月30日 ジャズではない話 トラックバック:0 コメント:0












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