Spotifyでジャズを聴く価値やいかに



トレンドに敏感な音楽ファンには既に試していると思うのですが
おっとり刀で私もSpotifyを試してみました。

ご存じない方のために少しSpotifyについて説明しますと
定額制の聴き放題ストリーミング音楽配信サービスです。

こういった業態のサービスは今までもたくさんありましたが
世界中で一番使用されている音楽配信です。

また音楽の配信中に曲間にコマーシャルが挟まったり
音質が劣ったりするのですが無料でも聴取が可能です。

わたしが特に注目したのは配信される音楽の中に
EMIとユニヴァーサルミュージックが含まれていることです。

現在ジャズのレーベルは昔からの主要単独レーベルは
大手音楽企業に吸収されてしまっています。
なかでも上記の二社が配信される音楽に含まれていれば
かなりのジャズ音源を聴取できるはずです。


善は急げで早速専用のソフトをダウンロードして聴取開始
といきたいところでしたが
現在のところ多分サーバーとか環境整備の関係で
招待コードを配布された人のみがSpotifyを聴取できるとのこと。

とりあえず招待コードの要請を公式サイトに要求して待機

やっと今週になってその招待コードが届いたので
無料での聴取を試してみました。


まず音質についてですが
公式サイトによるとOgg Vorbisという聞きなれない圧縮音源のようです。

一聴感じるのが高域がある音域から極端に減衰している感じがします。
圧縮音源にある高域のjシャカシャカ感というよりは
かなり寸詰まりな感じの音です。

それと低域に関しては輪郭を強調したような音に聞こえます。

デジタル音源は一般的に低域に関しては良好なことが多いですが
このかなりイコライジングしたような音は好みが分かれると思います。

mp3などと比べてというよりは
かなり異なった個性的に彩られた音です。

私の場合どのような音源でもすべて
マッキントッシュ c20
JBL SE400s
JBL初期型パラゴン
を経由して聞いています。

したがって
音源の短所はかなり目立つのだとは言えます。

これがイヤホンやヘッドホン
または小型のスピーカーから聴取するのであれば
低域に関してはそれほど嫌な感じはしないかもわかりません。

しかし高域に関してはそのようなシステムであったとしても
かなりナローに聞こえるのは否めないと思います。

ただ有料会員であれば高音質で聴取可能とのことですが
どれほどの違いがあるのかはなんとも言えません。


今度は配信されている楽曲についてですが
やはりブルーノートやプレステッジといった有名レーベルが
聴取可能なのはポイントが高いと言えます。

選定されている楽曲も古いものだけではなく
ジェイソン モランなども配信されているところも良いと思います。


弱小レーベルに関してもある程度はおさえてあるようで
前回の記事で紹介したボブ アクリも難なく聴けました。

多分日本のミュージシャンを目当てにSpotifyを聴くよりは
ジャズを聴くためのほうが価値があると思います。

自宅に所持するアルバム数が500枚程度までの人ならば
とても使いごたえのあるソースとなると思います。

1000枚超を所有するジャズリスナーとなると
ほしい音源が何でもあるとはいいがたいかもしれません。

私自身は所有する音源が何枚なのか正確には把握していませんが
ざっと7000枚以上はジャズのアルバムを所持していると思います。

ただコンプリートなコレクションを目指していないので
有名レーベルやミュージシャンでも欠けているアルバムは数多くあり
なかなか魅力的なソースだと感じました。


ですがジャズの新譜は自費出版やインディーズのようなレーベルから
出版されることが多いのでSptifyさえあればすべてOKとは言えません。

あくまでも所有する音源の補完的な位置づけでは有用性が高いと思います。


なんて思いながらSpotifyから流れる楽曲を聴いていたのですが
突然に音楽の配信が途切れました。

サーバーの過負荷かなんかかなと思って
モニターを確認すると無料聴取できる時間を超過したようです。

全く知らずに利用していたのですが
無料聴取は月に15時間に限られるようです。

音質の面に目をつぶる'(みみをふさぐ?)としても
この聴取制限時間ではかなりライトな音楽リスナーでないと
満足はできないと言わざるを得ません。

音楽を真剣に楽しむにしても
BGM的に利用するにしても無料会員では不足を感じると思います。


月額980円という値段は
廉価盤一枚程度のものですから
これぐらいの負担は構わないような気がします。

さらに有料会員では音質も倍ほどのデータ量のものを聴けるそうなので
これからジャズを聴くという方にはなかなかに有効なものだと思います。


実際には有料の音質で聴いてみないとわからないですが
個人的にはこの圧縮音源の音作りは好ましくは感じません。

Spotifyで楽曲の試聴をしてみて
結局はほしいアルバムをCDなりレコードで購入する
といった具合になると思います。

そうなれば結局のところ
物理的な音源を所有することになるので
定額無制限音楽配信サービスのありがたみは
半減しますなぁ。


これまた
  どうしたもんじゃろのうー

へへへへ

2016年10月15日 未分類 トラックバック:0 コメント:0












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