マイケル フランクス”彼女が思うにゃ親父はコルトレーンで子供はマイルズ”


”スリーピング・ジプシー”
マイケル フランクス

何か用事をしてる時に
ネットラジオをつけっぱなしにしていることが多いです。

先日適当なサイトのネットラジオをかけながら洗い物をしていると
聞き覚えのある声が聞こえてきました。

曲はなんだか聞いたことがあるようなないような感じでしたが
歌っているのは間違いなくマイケル フランクスです。

学生時代にさんざんこの人の「アントニオズソング」を
様々なシチュエーションで聞きましたが(当時はAOR大流行)
私は彼のちょっとべたついた感じの声でヘタウマっぽく歌うようすが
あまり性に合わないと感じていました。


さてそのネットラジオから流れてくる音楽を
耳をすますでもなく聴いていたのですが
その歌詞の中に「コルトレーン……マイルズ」という言葉を聞き取り
少しうろたえました。

私は英語のヒアリングがほとんど出来ないのですが
なんだか知らないけどごくたまに「英語が聞こえる日」
というのがあるみたいでして


マイケル フランクスが歌ったアルバムには
サンボーンやブレッカーなどのジャズメンが名を連ねているのは知っていましたが
歌詞の中でマイルズやコルトレーンが歌われているとは知りませんでした。

まぁ私の空耳アワー現象かもしれないので
調べてみたところ上記のアルバムのA面一曲目の歌が
ネットラジオから流れていた曲だとわかりました。

その曲”The Lady Wants To Know ”では
確かに二人のジャズメンの名前が歌われていて
「パパが灰皿をたたき始めると赤ちゃんが泣きだす
お父さんはコルトレーンで子供はマイルズのよう……」
てな具合の歌詞内容でした。


前後の歌詞を読んでみても
どうして親父がコルトレーンで子供はマイルズなのか
脈絡もなく見当もつかないフレーズのようにしか思えませんでした。

正直
「マイケル君いったいなんのこっちゃいな」
と尋ねたい気分です。

単にマイケル君の
使ってみたいフレーズだったのかしらん


そんなことがあって思いついたのが

「シルク・ディグリーズ」
ボズ スキャッグス

このアルバムに収録されている曲の「ハーバーライツ」の歌いだしに
「東京ローズ」の名前が出てきます。

"Son of a Tokyo Rose ……"
  私は東京ローズの息子
 (東京ローズをご存じない方はどうぞネット検索を
  説明すると話がとても長くなっちゃいますので)

自分のことをなぞの多い名もない人間だと
歌詞の中の主人公は告げているわけです。

こりゃ 意味がはっきりしていますわな

学生時代の友人のMちゃんはこの歌いだしを
「さよなら 東京ローズ」と歌い
信じてやまなかったですけど(笑)


やっぱりボズ スキャッグスのほうがええわー
声も歌い方も私には好ましく感じます。


そのボズですけれども

"But Beautiful"
というスタンダード曲集も出しています。

ジャズとして聞くというのではなく
上質なスタンダード曲を歌った佳作として推薦できると思います。

ただドラムとかサイドメンの技量が不足している感が少し残念ですが
私のようなすれっからしの言い分でしょうな。


ボズ スッキャグス えーえ声やわぁ
             (©けんた)



2016年10月19日 未分類 トラックバック:0 コメント:0












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