聴き初めはSPでエディット ピアフの"La vie en rose"

エディットピアフ ラヴィアンローズ

毎年のことながら大みそかは紅白歌合戦を見ながら
年に一度きりまとめて日本の歌謡曲を聴くことにしています。

紅組の出演者の中に大竹しのぶがいたのに少し驚きました。
大竹がまだデビューして間もないころの「みかん」を覚えていますしね(笑)。

何を歌うのかなぁと思っていると
なんと「愛の賛歌」……
大丈夫かいなぁ


それがそれがどういたしまして
さすが憑依系といいましょうかイタコ系といいましょうか
怪女優の大竹しのぶ。

歌い手というよりは見事舞台女優として
この難曲を歌い切りました。

古参大物歌手の去来が話題になった紅白ですが
美輪明宏の後継者は大竹しのぶであったのですな。


というわけでこれはこれで納得の「愛の讃歌」であったのですが
たぶん心のどこかに引っかかりがあったようでして
年始に何を聴こうかなと考えたときに
「そうだ、ピアフの"La vie en rose"を聴こう」
と思い立ちました。


私はこの「薔薇色の人生」をSP盤で所有しています。
ところがSP盤というのは普段のオーディオのセッティングで
簡単に聴くというわけにはいきません。

なんせ78回転モノラルでありますので
ちょっとオーディオを触らなくてはいけないのです。


先ずはカートリッジをモノラル用のものに交換しなくてはいけません。
カートリッジの針先もSP用の物に差し替えます。
もちろん針圧の調整も念入りにそして回転数は78。

さてお次はアンプの調整。

普段のLPレコードではフォノイコライザーはRIAAカーブですが
SPのイコライジングは各製造会社によって異なりますので
C20のマニュアルを取り出しまして確認します。

このSPはコロンビアによるものですので
BASSを300に設定しTREBLEはLPカーブにセット。


これでやっとこさピアフの"La vie en rose"が聴けます。

ざざー という雨のようなノイズの中から
力強いピアフの歌声が立ち上り迫ってきます。

もう何度も聴いて分かっているはずなのに
そのピアフの声にざわとこころに鳥肌がたちます。
 はてもはてもあの小さなからだのどこにこんなものが秘められているのやら

聴き終わってしばらく一息ついてから
もう一度 そしてもう一度

今度は十分に得心してゆっくりとオーディオをいつもの状態に戻します。

さてこんどこのレコードを引っ張り出すのはいつになるのやら

一年が始まりましたな









2017年01月07日 ジャズではない話 トラックバック:0 コメント:0












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