ボイジャー1号のニュースで原子心母を想った

ネットのニュースで
「ボイジャー1号が37年ぶりにエンジンの噴射に成功」
と言う記事を目にしました。

ボイジャーの推進力はほとんど惑星間の重力を利用したもので
姿勢制御や軌道修正の為の小さなエンジンしか積んでいないので
それらの必要が無ければ動かす必要もなかったということなのでしょう。

当初ボイジャー1号の耐用年数は5年と見積もられていたので
40年が経過した現在ちゃんと地球からコントロールが可能であるのは
全く奇跡であるとしか思えないです。


現在はあまり使用されなくなったものですが
ボイジャーには動力源として原子力電池が使用されているようです。

原子力電池と言っても
原子力発電のように核分裂でエネルギーを得るわけでは無いです。

安定していない核物質が自然崩壊する際に発生する熱を
電力に変換して使用します。


原子力電池と聞いて一番に思いついたのが

"Atom Heart Mother" (Harvest)
Pink Floyd


いかるが牛乳ではなくてピンクフロイドの名作「原子心母」

「原子心母」というアルバム邦題にはずーっと違和感があるのですが
私がこのアルバムを聴き始めた時にはすでに定着していましたし
名訳であるとの評価もあるようでして。

原子力電池と聞いてこのピンクフロイドを思い浮かべる人は
私一人ではないと思うのですが、 いかに。


プログレおたくの間では
この"Atom Heart Mother" がどのようにして付いたのかは
もはや都市伝説級のお話があります。

もともとこの曲には別の名前があったのですが
公演に先立って何かいい曲名が無いかと思い
新聞を眺めていて目にしたタイトル
"Nuclear Drive for Woman s Heart "
からヒントを得て付けたというのです。

この記事の内容はと言うと
心臓の病で臥していた女性が
原子力電池を電源としたペースメーカーを埋め込んで
無事に生活ができるようになったというものです。

またその女性が妊婦であって
無事に出産したとの話もありました。


一体全体この伝説が本当であるのか
ネットならば確認ができるだろうと調べてみると
前半はその通りであるようで該当の当時の新聞記事までヒットしました。

但しその女性は56歳となっていて
妊婦であった云々というのは全くのガセネタでした。

原子心母という邦題に引っ張られて
話に尾ひれがついたんですね。

うふふふふふ


また一つスッキリしました。

でもその原子力電池のペースメーカーって
どんな大きさだったのかしらん 



あとで久しぶりに
"Atom Heart Mother"
聞いてみようっと



この記事で紹介したアルバムです
原子心母

2017年12月02日 ジャズではない話 トラックバック:0 コメント:0












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