新年気分もそろそろ終わりですかね ハンク ジョーンズ

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一月も15日をむかえて小正月。

関東近辺では昔より武家社会という事で
七日を過ぎれば松の内も明けて平常運転でしょうが
町人文化の大阪では松の内は15日まで。

年賀はがきのお年玉も抽選がおこなわれて
さすがの関西でも慌ただしい日常が戻ってきた感じです。


  新年一発目には何のアルバムを聴こうか
なんて多くの音楽愛好家は頭を巡らせたのではないでしょうか。

幾人かのジャズ喫茶の親父さんたちと
新年にかけるアルバムについて話をしたことがあります。

その中でお二人の方があげられたアルバムが

"SAXOPHONE COLOSSUS" (prestige)
Sonny Rollins


いやまぁ、なんとも正攻法 正面突破な感じですね。
ハードバップを代表する名盤。

押しも押されもせずというか
お正月に「サキソフォンコロッサス」というのは
適任と言えるでしょう。

私が思ったのはジャズ屋のおやじさん達
意外とまっとうだなぁということ。
    うふふふふふふふ

私なんかはちょっと気後れして
このアルバムは選択できないですねぇ
    あはははは



で 今年の私が選んだアルバムはと言いますと
ハンク ジョーンズのアルバム「ティップトゥー タップダンス」

"Tiptoe Tapdance" (galaxy)
Hank Jones


B面をターンテーブルの上に載せると
トラディショナルなスピリチャルに始まり
そして 終わり
清々しい気分になります。

私はハンク ジョーンズと言うピアニストが大好きですが
その一番の理由が 無駄な音を弾かない こと。

自分の描こうとする音楽の像がピシッと頭の中に結んでいるようで
発せられたピアノの音が屹立して美しいです。

かといって音楽そのものが厳しいわけではなく
タッチはあくまでもソフトです。


ならばハンク ジョーンズの演奏を
コタツの中に潜り込んで寝そべって聴くかと言うと
そういうわけにもいかずに
自然に聴くものの背筋を伸ばさせるような趣があります。

人格が音楽にあらわれた演奏と言うべきでしょうね。


 サウイフモノニ
ワタシハナリタイ    (© 宮沢賢治)


今年もよろしくお付き合い願います。

                Sonny




2018年01月15日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0












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