さてボビー ティモンズとはなにものであったのだろうか

よく私が質問されることの一つに
「レコードを何枚ぐらい買いました?」
と言うものがあります。

一月の間にとか年間にとかの期間内についてですけれど
まぁ五千枚ほどもレコードを所持していれば相当数買うんだろうなと
皆さん思われるのでしょう。

確かにかつては年間に数百枚買っていたこともありましたが
去年私が買ったレコードは0枚です。

基本的には新譜を中心に買うのでレコードを買うことはもうあまりありません。


もう一つの理由としてはレコードを見ればやはり買ってしまうので
レコード店に立ち入らないようにしています(笑)。


ところがですねぇ
先日梅田に所要があって出かけたところ
ふっと 魔が差しまして ふらふらと中古レコード店へ。

足を踏み入れたが最後レコードの餌箱をつつけば
買わずにはいられなくなりましてつい5組のアルバムを購入。
 あほですなぁ


その中にいままでついぞ手にすることのなかった
ティモンズのレコードが。

"Do you know the way?" (milestone)
Bobby Timmons


amazonに商品の取り扱いが無かったので
止む無くこのtwo in oneのアルバムを掲示ですが
私が買ったのは「ドゥ ユウ ノウ ザ ウェイ?」。
   (この商品6桁の値段がついていますがこんな値段で絶対買わないで!
    ちなみに私が買った値段はセカンドプレスのアナログで800円)


この「ドゥ ユウ ノウ ザ ウェイ?と言うアルバムですけれど
公式にスタジオ録音され発売されたリーダーアルバムとしては
ボビー ティモンズの最後の作品になります。


実を言いますと私にとってボビー ティモンズと言う人は
ピタッと私の中の腑に落ちないというか
判断を留保したままにしているミュージシャンだったのです。

いつかはティモンズの像が私の中で焦点を結ぶかと思っていたのですが
いまだに曖昧なままです。


このティモンズのラストアルバムが手に入ったのを機会に
この数日集中的に彼のアルバムを聴いてみました。


彼が初めてレコーディングを残したアルバムは

"'Round about Midnight at the Cafe Bohemia" )blue note)
Kenny Dorham


この伝説的なドーハムの短命グループ「ジャズ プロフェッツ」に
ティモンズが抜擢されたのは21歳という若さ。

ティモンズと言えばファンキーでアーシー
そしてあの特徴的な左手のブロックコード。

初録音であるこのアルバムには
もうハッキリとティモンズとわかる特徴が聴き取れます。


ホーン奏者のように音色で個性が発揮できる楽器とは異なり
ピアノでそれとわかる個性を身に着けるのは大変なことです。

40歳を過ぎてもなおしっかりとした個性を発揮できずにいる
ジャズピアニストなんてゴロゴロいる始末です。

まさに早熟のジャズミュージシャンの典型例と言えましょう。


さて
快調な滑り出しを見せたティモンズですが
この後も順風満帆な活躍が……

    どうなりましょうや









2018年01月20日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0












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