Vernel Fournieってジャズドラマー知ってます?

ジャミル ナッサーの記事やイスラエル クロスビーの記事を書いたのでヴァーネル フォーニエについても少し

"Complete 1961 Alhambra Performances" (argo)
Ahmad Jamal


黄金期のジャマルトリオをベースのイスラエル クロスビーと共に
しっかりと支えたドラマーがヴァーネル フォーニエ。

これままたイスラエル クロスビー同様に
誰かと演奏について語り合ったという記憶がありません。

ストーン ストーンと小気味よく刻まれるリズムと
懐が深くブルージーなドラムはなかなか他に並びうる者はいない
素晴らしいミュージシャンです。

世間での認知度があまりないのは不思議なくらいで
アーマッド ジャマルの諸作以外にもクリフォード ジョーダンと
数多くのアルバムを残しています。

そのうちの一枚が

"Repetition" (soul note)
Clifford Jordan

ピアノのバリー ハリスのバピッシュな演奏も相まって
ジョーダンのワンホーンの快作としておすすめの一枚です。

他にもヒューストン パースンやエッタ ジョーンズのミューズ盤などにも
作品があり少し突っ込んでジャズを聴いた方なら思い当たるんじゃぁないでしょうか。

言い換えるとジャズの名盤をひとあたり聴いただけでジャズ通を自任する方には
ヴァーネル フォーニエの名前にはピンと来ないかもしれないです。


私には良くある話なのですがヴァーネル フォーニエに関して
とんでもない思い違いをしていました。

素晴らしいブルージーなヴァーネル フォーニエの演奏から
勝手に彼の事をアフロアメリカンだと決めつけていたのです。

であるとき動くレスター ヤングとビリー ホリディの共演で有名な
TVショーのレザーディスク(懐かし)を見たんですが

”"Jazz Masters: Vintage Collection 1958-1961"

もちろんプレスとレディ デイの共演は感動モノでしたが
とても驚いたのは一緒に収められていたアーマッド ジャマルの映像でした。

それはヴァーネル フォーニエとイスラエル クロスビーを有していた
まさに黄金のピアノトリオの演奏でした。

  おーっ 動くジャマルに動くクロスビー
  そして ヴァーネル ……  ヴァーネル白いやん!

画面に映し出されたヴァーネル フォーニエの姿は
頭をポマードで撫で付けた白人のあんちゃんでした。

  うっそー……

司会のアナウンスメントでもはっきりとドラムのヴァーネル フォーニエと
紹介していて何かの間違いではないようです。

そして私は
 「さすがシカゴやなぁ 白人でもあんなブルージーな演奏する奴が
  おるんやなぁ  JR以来のおどろきやわ」
と今度はヴァーネル フォーニエの事を白人だと瞬間思い込んだのです。


 しかし ちょっと待てよー Fournierってフランス人っぽい名前だよなぁ
 ピエール フルニエって有名なチェロ奏者もいてるしなぁ
 クリオールじゃないの でもシカゴのクリオールっていうのもなぁ
なんてもやもやしていました。

今のように手軽にネットで検索と言うわけにもいかない時代だったので
ヴァーネル フォーニエのクリオール説は確定されませんでした。


さて今ではこんな疑問はさっさと解決するわけでして
はたせるかなヴァーネル フォーニエはニューオリンズの出身で
クリオールをルーツとしていました。
   アフリカの血が入っていて一安心って (なぜに)


うふふふ やっぱりそうか
ヴァーネル フォーニエってクリオールだよ
   誰が興味あんねん(©ヤナギブソン)



あー、ちょっと長くなったので次回に


この記事で紹介したアルバムです
リピティション (大推薦盤)
Complete 1961 Alhambra Performances
(蘊蓄 アルハンブラはバット ノット フォー ミーで大儲けのジャマルが作った店💛)





2018年07月05日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0












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