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アルト サックスでもソロ アルバムのマリオン ブラウン

Marion Brown ‎Recollections Ballads And Blues For Alto Saxophone
"‎Recollections Ballads And Blues For Alto Saxophone" (creativeworks)
Marion Brown


ネットのを検索しているともう様々にアルバムを紹介しているサイトがありますが
自分の所有するコレクションが如何に希少で価値があるものかを
これ見よがしに披歴するかのようなものも散見されます。
  全く小学生が学校でおもちゃをひけらかすようなもんですな

ある程度ジャズの世界も珍盤希少盤を求めありがたがる傾向があるのは
やむを得ないなとは思います。

私がブログでアルバム紹介する際にはなるべく入手が困難であるものや
希少性による価値を誇るようなアルバムは避けようとしています。
  それでも中には入手困難なものもありますが


もう一つあまり個人の思い入れにもたれてアルバムを紹介するのは
読者には無関係だなぁとの考えもあります。


で、前回ソニー ロリンズのソロによる作品を紹介しましたが
ついでにどうしてもマリオン ブラウンのソロだけのアルバムを取り上げたくなり
だらしない駄文を書き連ねることになり最初に失礼を詫びる次第です。


ジャズにとって一人だけで演奏をするというアルバムを作成することが
如何に困難で大変な事かを前回書きました。

ましてそれを単音で音を紡ぐ以外に方法のないサックスだけのソロアルバムを
作ったソニー ロリンズについて紹介をしました。


それではソニー ロリンズ以外にサックスだけのジャズでのアルバム作成は
ないのかと考えた時に浮かんだのが上記の作品
マリオン ブラウンの「リコレクションズ」です。

副題に「アルトサックスによるバラッズとブルーズ」とありますが
そのままにアルトサックスによる作品集です。

取り上げられている曲もオーネット コールマンによる「ブルーズ コノテイション」
以外はほぼ馴染みのあるスタンダードを取り上げています。


一般のジャズファンにマリオン ブラウンと言って
直ぐさまその音楽性が浮かぶ人は少ないんじゃないでしょうか。

たいていの方は「フリー ジャズのアルトの人」ぐらいの認識では?

コルトレーンを愛聴している方ならば彼のエポックメイキングなアルバム
「アセンション」に参加しているアルトで記憶にあるかもしれません。
  コルトレーンが本格的にフリージャズを正面から取り上げたアルバムで
  「人はアセンションによってコルトレーンから引き返す」と呼ばれる
  ファンにとっての試金石的アルバム(笑)
  このアルバムの制作でエルヴィンが「わしゃ やっとれんわ」と
  グループからの脱退を決意したという(笑)(笑)


こういったぐらいのマリオンの認識ではスタンダード曲が多いと言われても
購入しようと言う意欲はわかないでしょう。

もう少し突っ込んで彼のリーダーアルバムを数枚所有する方ならば
一変してこの「リコレクションズ」を聴いてみたいと思うんじゃないでしょうか

先にあげたコルトレーンの「アセンション」で聴かれる通り
マリオンは他のフリー系のサックス奏者のようにゴリゴリと
またいななくように演奏をすることもあります。

他方
繊細で敏感なマリオン独特のヴォイスを活かした
綿々と叙情をたたえたような演奏も得意としています。

それを知っていれば「リコレクション」はもうフリー嫌いなジャズファンも
ジャケット記載情報だけで「買い」なアルバムなわけです。





ええー 予想通りにダラダラとながくなってきたので
つづきは次回に


コルトレーンの上記作お聴きでない方は是非一度
アセンション




2018年09月21日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0












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