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ロン カーターの裏のお仕事 その二

記事のつづき



"Once Upon A Dream " (atlantic)
The Rascals‎

ザ ラスカルズ(アメリカの方ね)の「ワンス アポン ア ドリーム」

いわゆるブルー アイド ソウルと評されるラスカルズですが
このアルバムを聴く限りではサイケ ロックもしくはシンフォニー ロック
といったラベリングのほうが似つかわしいと思います。

"Singin' The Blues Too Long"といった曲などは
なるほどソウルだと言える曲もあります。


ベーシストにはロン カーターの他にチャック レイニーと
リチャード デイビスが共に参加しています。

ベースのパートはほぼオーケストレーションの中にあり
どのベースが誰であるのかは判別が難しいです。

常識的に考えてチャック レイニーはエレキベースで
ロン カーターとリチャード ディビスがアコースティックでしょう。

個性が異なるロンとリチャードですけれども
さーてアルコはどちらかしら?
 うふふふふふ 誰が興味あんねん(©ヤナギブソン)

これぞロン カーターの裏のお仕事





"Night Rains" (col)
Janis Ian


ジャニス イアン1979年のアルバム「ナイト レイン」
 邦題は「ユー アー ラヴ」(笑)

A面4曲目の"Photographs"にロン カーターが参加

写真にまつわる思いを嫋々と語るといった曲で
イアン自身のピアノとロン カーターのベースの他には
エンディングにハープが入るだけの構成です。

当然ベースの ロン カーターの比重はかなり高くなるわけで
粛々とお仕事をこなしている感じです。

ロン カーターの指名はイアン自身のものであったそうなので
彼女の描いた歌は出来上がったのでしょう。

こういった歌いまわしを聴くと彼女がユダヤの血を引くと言うのも
なんとなくわかる気がします。

実を言うと私が不得手とするジャンルなのですけどね
  うふふふふ

ロン カーター お仕事 お仕事

ちなみに他の曲にはチック コリアの参加も





"Baduizm" (universal)
Erykah Badu

エリカ バドゥのファーストアルバム「バドイズム」

このアルバムが発売されてもう20年が経過していることに
少し驚きを感じます。

当時一躍ポップス界の寵児となったエリカ バドゥですが
彼女の音楽が新しくどのジャンルにも属さないのでレッテルを貼る代わりに
90年代のビリー ホリディなんて言い方をされていました。
 今やネオ ソウルというジャンルで呼ばれているらしい

個人的にはなぜビリーとたとえられたのかピンとくるものがありませんが
シャウトしない歌いぶりからそう呼ばれたのかもしれません。
前回のロン カーターの

この「バドイズム」の11曲目「ドラマ」にロン カーターが参加しています。

アルバム自体がいわゆる打ち込みとキーボードを中心として作成されていて
アクセントをつける曲としてロン カーターの生のヴォイスが必要と
されたのでしょう。

この曲中ではロン カーターの役割は非常に大きく
曲の空間を作り出す主としてフィーチャーされています。

ただアルバムがアルバムなので通常のジャズのアルバムのように
自由自在に空間を揺さぶることはなくひたすら魔法の絨毯をひくことに
ロン カーターが腐心しています。

ロン カーターのベースに興味のある方は一聴の価値のある
トラックだと思います。

ロン カーター Good Job!





この記事で紹介したアルバムです
ワンス アポン ア ドリーム
バドイズム
ナイト レインズ




2018年10月07日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0












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