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Stephen Scottを捜せ

前回の記事でスティーブン スコットの事が気になったので捜索しました。

五年ほど前でしょうか リーダー作はおろかサイドメンでも録音が途絶えている
スティーブン スコットがどうしているのかをネットで調べたことがありました。

その結果はと言いますと録音はおろかライブ演奏も含めて
スコットに関する活動状況は全くつかめませんでした。

どこかに引退したような記事でもあるかと探してもみましたが
これまたさっぱり見当たりませんでした。

面白いもので私と同じように彼の事を探している人がいるようで
アメリカのジャズファンたちの為の掲示板に
 スコットについて最近の情報が全くないので誰か知らないかい?
と投稿している方がありました。

それに対する返事もみな同様に
  全くスコットについては聞かないねぇ どうしたんだろう
といった調子のものばかりでした。

このネット時代でも全くスティーブン スコットの足取りは
杳としてつかめませんでした。


私の知る限りスコットの最新の録音は
Clifton Anderson Decade
"Decade" (doxy)
Clifton Anderson


クリフトン アンダーソンの2008年リリースのアルバム
「ディケイド」あたりだと思います。

このアルバムはおじさんのソニー ロリンズが
プロデューサーとして名を連ねています。

ロリンズの来日公演でも帯同していた
スティーブン スコットの参加は当然ですな。

ちなみにロリンズの来日公演でピアニストを務めた中では
スコットがダントツにフィットしているように思います。


さらに二年ほど前にまたぞろスティーブン スコットのことが気になって
ネットで調べてみました。

すると割合に小さい会場で彼がライブを行っていたり
地方のラジオ局での放送で演奏していたりする情報が
いくらか見つかりました。

それほどの表舞台ではありませんがスコットは
音楽活動を再開していたようです。



そして今回またスティーブン スコットの情報はないかとネット検索しますと
 ありました
Bobby Watson Made In America
"Made In America" (smoke)
Bobby Watson


2017年のスモークからのボビー ワトソンのアルバム
「メイド イン アメリカ」にスコットが参加していました。


近年のオリン エヴァンズのアルバム発売などで注目していた
スモークレーベルでしたのに不覚にも見落としていました。

ボビー ワトソンには失礼な話ですが彼のアルバムはいくらかありますし
さほど変わり映えのしない物だろうとスルーしていました。

参加メンバーの確認を怠っていたようです。
  ジャケットにメンバーが書いてあるのにねぇ


さっそくこのワトソンの新譜を聴いてみました。

いやもう 間違いなくスティーブン スコットの演奏です。
  あたりまえやがな

特徴的なビハインドビートの左手
跳ね回るような演奏とモンクのような音遣い

そして少し落ち着きというか貫禄というか
円熟味も出てきたようです。
  ロイ ハーグローブと同じく49歳のはず

衰えもなく変わらないスコットの演奏に
嬉しくなりました。


次回はもう少し大物実力ミュージシャンとの演奏が聴いてみたい
などと欲どうしい気持ちがむくむくと……


いったいスティーブン スコットに何があったんでしょうな
でもジャズシーンに帰ってきてくれて本当に良かった。

とにもかくにも
お帰りなさい スティーブン スコット




この記事で紹介したアルバムです
メイド イン アメリカ




2018年11月09日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0












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