フィニアス ニューボーン JR.がB.B. キングとレコーディング デビューをかざった話

phineas newborn

フィニアス ニューボーン ジュニアはブルーズの聖地メンフィス近郊に生まれ
メンフィスに没しています。
 本来の発音はファインアスが近いらしですが

フィニアスの父親はブルーズやR&Bのドラマーとして演奏活動を行っていました。

フィニアスの弟カルヴィンも同じくギタリストとして活動しています。
  こちらはJR.のアルバムで共演しているのでご存じのはず

そしてフィニアス一家はシニア、ジュニア、カルヴィンと共にブルーズやR&Bの
音楽グループとして地元で演奏を行っていました。


あまり知られてはいないようですがそのような経緯からフィニアス一家は
一家揃ってブルーズの巨星B.B. キングのデビューレコーディングに参加しています。

B.B. King ‎" Miss Martha King"

レコーディング日時に関して記事が錯綜していますが
1949年であるのは間違いなさそうです。

さすがにこの演奏だけではこのピアノがフィニアスのものかは判別がつきかねますが
これがジュニアにとっても初のレコーディングになりました。

フィニアス18歳


フィニアス自身の初リーダー吹き込みとなるとさらに四年後の
1953年ピーコックのSPレコードのものになります。

"How High The Moon" Phineas Newborn, Jr.

聴いてごらんになればお分かりの通りですがすでに
フィニアスの才能は全開であります。

凄まじいばかりの推進力とスゥイング感
一糸乱れぬ両手によるオクターブ奏法に
強く激しいトリル

もう彼岸に住まう天才のわざとしか言いようもありません。
  わたしはもう畏怖さえ感じる 他のメンバーが凡庸にしか

この極みにまで達しているピアニストといえば
思いつくのはバド パウエルにハンプトン ホーズ ……ぐらいか

フィニアス御年22歳

栴檀は双葉より芳し等という言葉も卑小に過ぎず
彼自身の全レコーディング中でも指折りの名演
  凡人は唸るしかない


そしてもう一方の面

"Round About Midnight" Phineas Newborn, Jr.

スローなバラード演奏でも全く失速しない強靭なスゥイング感
突き抜けた力強いピアノの音
香り高い品格の中に漂うブルーズフィーリング
そしてやはり天才のみが持ちえる近寄りがたい崇高さ

うーん もう一度唸るしかありません。
  もはやバッキングは蛇足にしか過ぎず


あまりの凄さにしばらく他の音楽を聴きたくないぐらい(笑)


何度聴いてもフィニアスのすばらしさを再認識する
デビュー作です。

皆さんにももっとフィニアスのすばらしさを知って欲しいです。










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