音楽愛好家が直面する不都合な真実、一生に聴けるアルバム数

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音楽を愛する者にとってアルバムを聴くと言う行為は
寿命を使うことになります。
  ながら聴きやBGMで充分な人はこの限りにあらず

さて皆さんは自分の生涯でいったい何枚のアルバムを聴くことが出来るのか
計算をしたことがありますか。

まずアルバム一枚の収録時間を大雑把に一時間と考えます。
  CDの時代になってレコードよりだいぶ長くなりました
  ダウンロードで一曲買いする人はちょっと置いときますね

平日や休日を含めてザっと平均して音楽を聴くことに
費やせる時間をLHとします。

そして一枚のアルバムを聴く回数をLCとします。

そうすると一年間に聴けるアルバムの数Aは
簡単に数式にあらわすことが出来ます。

A=365LH/LC
  いわゆる「ノンシーの悪魔の方程式」(笑)


これにより私がサラリーマン時代に消化できたはずのアルバム枚数を
算出してみましょう。

一日に平均して音楽を聴くことに費やせる時間ですが
楽観的にみて二時間が精一杯ですので
  LH=2

一枚のアルバムを繰り返し聴く回数
あるいはアルバムを完全に把握する回数とも言えますが
二三回聴くアルバムも10回以上聴くアルバムもざっくりならして5回
  LC=5

これを先ほどのノンシーの方程式に代入すると
  A=365×2/5  となり
たちどころに一年に聴ける(把握できる)アルバムの枚数は
 146枚だと知ることが出来ます。
   正直なところこれもかなり楽観的な枚数

この146枚という枚数は一般の音楽愛好家にとっては
結構な数だと思えるのではないでしょうか

しかしながらヘビーな音楽愛好家にとっては
なかなかに厳しい数字だと言わざるを得ない数値です。


サラリーマンであった私の場合22歳から65歳までに聴くことのできる
アルバム枚数は
 43×146枚となり6278枚
であることが知れます。

私としてはなかなかにショッキングな数字です。

かつての記事で1940年代半ばから1980年までに発行されたモダンジャズに限ったアルバム数を
概算で一万四五千枚だと見積もっています。

この時代のアルバムはほとんどLPレコードですのでアルバム収録時間は
平均値で三〇分から四〇分程度でしょうがそれにしてもこの枚数はとてつもない。

まして80年代から今までの38年間発行されたモダンジャズのアルバム数は
出版形態の変化で増加の一途をたどり想像もつきません。


つまり私は一生を費やしてもモダンジャズの全容を把握できないのだと
思わざるをえないわけです。

そして闇雲にレコードやCDを購入しアルバムを所持しても
ただの宝の持ち腐れに過ぎないという事も知れます。
  結局はアルバムを何万枚も所持しても無駄


さーてそれではヘビーなジャズ愛好家はいかにして
多くのアルバムを人生で甘受するべきか?

エイヤーっとばかりにジャズ喫茶を開業し
一日中ジャズ三昧の人生を送る
  まったくアホの所業です(笑)


もっと穏健な方法としてはジャズの全容を知りたいなどという野望は捨て
出来る限り良質な音楽に出会い豊かな人生を送りたいという選択。

そのためにはジャズに対する愛情があふれるマスターのいる
ジャズ喫茶に通うのが一番の方法。

うふふふふふふ
そうだジャズ喫茶に行こう
    
   もちろんジャズ喫茶をやろうもOK
     あははははは


くれぐれもCDレコードの買いすぎにはご注意を
御同輩
 えへへへ







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