ジャズのアルバムと共にレーベルに着目する

taiyo.jpg

ジャズに興味を抱き楽曲を購入しようとする場合
先ずはリーダー(グループ)名と演奏曲を意識するようになると思います。

ジャズを聴きすすめるにしたがって次にはアルバム名にも着目するようになるはずです。

なぜならジャズの場合はカバーやセルフカバーと言った概念は存在せず
どんな曲でも何度でも繰り返し演奏し録音が残されるとわかるようになるからです。

例えばマイルズ デイヴィスは"So What"をスタジオ録音やライヴ録音で
何十回となく記録しています。

従って特定のお目当ての演奏を聴こうとすると
いやでもリーダー名とアルバム名が必要となるわけですね。


リーダー名とアルバム名にくわえてもう一つ着目して欲しいのが
レーベル名です。

レーベル名とはアルバムを作成したレコード会社のブランド名の事です。

昔のブルーノートというレコード会社ではレーベルはブルーノート一つです。


例えばリヴァーサイドというレコード会社ではリヴァーサイドというレーベルの他に
ジャズランドやジャドソンなどと言った複数のレーベルを有しています。


これらのレーベルをなぜ意識する必要があるかというと
それぞれのレーベルには製作されたアルバムに特有の個性や特色があるからです。

ブルーノートと言うレーベルでアフロアメリカン主体のメンバーが
キッチリとした演奏をしていて録音も押し出しが強いという事が知れます。

他方ECMというレーベルでアメリカやヨーロッパの白人主体のメンバーで
ある種の審美的な演奏と独特のエコーがかかった録音の演奏だとわかります。

つまりはレーベルを知っただけで全く聴いたことのない演奏であっても
ある程度の部分までその内容が知れるわけです。


面白いことに同じミュージシャンが傾向が全く異なる複数のレーベルに演奏を残すと
全然違った演奏結果に出来上がるという事が起こりえます。

例えばジョージ アダムズというテナーサックス奏者が
ソウルノート、ECM、サムシンエルス、アトランティックと複数のレーベル
録音していますがそれぞれかなり違った演奏内容が聴けます。

ジャズの演奏記録というものがジャズメン達の個性だけで作られるわけではない
分かっていただけると思います。


ジャズを愛聴する者にとっては録音されたもので演奏を楽しむ場合
リーダー名とアルバム名と共にレーベル名を記憶することは
とても重要な事なのです。


近年ではジャズ喫茶のレコードリストにレーベル名が記載されていなかったり
アルバムを意識せずに曲単位で演奏を楽しむお若い方がレーベル
全く関知していなかったりするのを見るにつけ淋しい思いがありました。


トヨタ、日産、ベンツ、フェラーリって全然違うくでしょ
ヴィトンとコーチ、グッチ、シャネルだってね。

ジャズのアルバムだってそういことそれだけのこと。

ジャズを楽しんでおられる方々レーベル名に着目すると
もっともっとジャズが面白くなること請け合いです。

ジャズは本当に面白いです。











コメント 0件

コメントはまだありません

コメントをどうぞ