クアドロマニアでジャズ天国



 クラシックの世界ではもはや当たり前になっている廉価盤ですが、ジャズでは中々その普及が進まないでいました。最近になってようやく安価なCDが出回るようになり、ブルーノートの名作が1500円で売られたりしてジャズを聴き始めた方はとても重宝するのではないかと思います。
 又、正規のマスターテープから制作されたのではない物で、10枚組みのCDを千数百円ほどで手に入れることも可能なようです。私も試しにデューク エリントンのものを購入したことがあるのですが、音質として満足できる物ではありませんでした。
 以来、この手のものには手を出さないようにしていたのですが先日ふと立ち寄ったレコード店で、4枚組みのCDを購入しました。どうやらドイツの製品のようですが、なぜかしらそのパッケージにはカタカナでクアドロマニアと大書して有ります。どうもそのへんプンプンと怪しさを醸し出してはいたのですが、少しばかり気にかけていたジーン アモンズのものが有ったので買ってしまいました。
期待半分で持ち帰り聴いてみたのですがこれがまあ中々の物でした。47年から55年にかけての演奏が収められているのですが、ディスクコピーにしては音質も満足のいくものでした。そのうえ探し出して聴くには中々難しいアラジン盤の48年のセッションやチェスのシングル盤のものなど希少な音源も含まれていて、とても得した気分になりました。
 これに味をしめてバド パウエルとエロル ガーナーも購入したのですがこれらも同様に満足のいく編集内容でした。版権の関係でしょうが55年までのコンピレーションになりますが、音質、内容共に推薦に足る商品です。特にジャズを聴き始めた人にはこれほどの量のCDをまとめて正規品で揃えようとすると少なくとも数万円はかかると思います。それがたったの千円で買えてしまうのですから言うことなしだと思います。
 もうすでに長らくジャズを聴いておられる方は音源の大部分はダブってしまうかもしれませんが、それでも購入する価値はあると思います。先述したとおりかなり希少な音源も含まれていますし、これだけの曲をデジタル化した音源で所有すると自由自在に聞き比べが出来るのでとても便利です。
 私としてはバド パウエルのセットの中に、もともと複数枚のアルバムに渡って収録されていたクレフのソロが一枚のCDにまとまっていたのでとても嬉しく聴いています。
 調べてみると
  チェット ベーカー    ドン バイアス
  ベニー カーター     ナット キング コール
  マイルズ デイビス    タル ファーロー
  デクスター ゴードン   コールマン ホーキンス
  アート テイタム     レスター ヤング
 などなどまだまだ気になる作品がめじろおしです。

 当分の間クアトロマニアのマイブームは続きそうな気がします。
  
  
 
 

 

2006年05月01日 新譜紹介 トラックバック:0 コメント:2

こんにちわ。
ポルトガル語で数字の4をクワトロと言います。スペイン語もイタリア語も確か同じ様な発音。ドイツ語も語源が近いのかな。そんな気がします。4枚組みシリーズと言う事でしょうか。
因みにドイツ語の4角形から4気筒をイメージさせたくてクーゲルと名前を付けたお店を知っています。
チト、余計な話でした(笑)。

私はエロル・ガーナーのBOXを無理して買った人間です(笑)。
ジーン・アモンズ、コールマン・ホーキンスやレスター・ヤングあたり興味津々です。
随分安いようなので、安物好きの私は、その他も含めて購買意欲がふつふつと(爆)。

2006年05月02日 falso URL 編集

falsoさん、こんにちは。
 カメコメになりもうしわけありません。
 私も多分ドイツ語なのかなあと思っていました。しかし何でカタカナ表記なんでしょうね。
 私もエロル ガーナーの作品とても楽しめました。個人的にいく度目かのジーン アモンズブーム中なのですが、とても良かったです。falsoさんにも楽しんでもらえるように思います。
 55年以前の録音は結構手に入りにくかったりするのでクアドロマニアはとても重宝しています。結局10セットぐらい買いそうな気がします。

2006年05月04日 Sonny URL 編集












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