クニさんもミスタールビーの指輪もワニのブガルでダンスダンスダンス

大阪のジャズ喫茶で当時はどうみられていたんでしょうなぁ
ルー ドナルドソンの「アリゲーター ブーガルー」
なんて思ったりする今日この頃でございます。


"Alligator Bogaloo" (bluenote)
Lou Donldson


ルー ドナルドソンがアーゴ/カデットから復帰したブルーノート後期
の代表作「アリゲーター ブーガルー」

何を一体今更
と言われるような一枚

その今更ながら行き当たったのは
「文壇」
野坂 昭如

を読んだからなのですが
実のところ別に野坂がアリゲーター ブーガルーに触れている箇所は
全くありません。

この本には彼が小説家として土台を築いていたころの
交友関係も綴られているのですが
その中に三保 敬太郎の名がありました。

三保 敬太郎について私が知っていることと言ったら
伝説のピアニスト守安 祥太郎に師事していたお金持ちのボンボンで
11PMの♪シャバダバ シャバダバー を作曲したレーサーと言ったところ。

実のところは全く彼の事を知らないに等しいので
少し気になって調べていたところで出くわしたのが
三保 敬太郎がリーダーとなって作成したレコード

「アリゲーター・ブーガルー」
ホワイトキックス


いやぁ日本のポップス界でルーおじさんの「アリゲーター・ブーガルー」が
カヴァーされていたとは!

ホワイトキックスっていうグループ名ですけれども
往年のオヤジギャグ 「白ける」ですかねぇ……

ジャケット写真からも確認できますがメンバーには
ルビーの指輪 寺尾聡が

私にとっては新鮮な驚きでしたが
GSを聴いている人たちにとっては
ごく常識の範囲であるかもしれません。

内容的にはルー ドナルドソンのソウルフルな演奏と言うよりは
ゴーゴーダンス用の音楽といってよいようで
エコーや効果音の使い方がちょっとサイケさを醸し出しています。

曲のエンディングで♪アリゲーター ブーガルー ってコーラスで終わり
11PMのシャバダバーのエンディングが思い起こされて
  オーオ 三保 敬太郎印が
なんて喜んだりしました。


でですねぇ
このアリゲーター ブーガルーですけれども
なんと同時期に他のグループでも共作されていまして

「アリゲーター・ブーガルー」
ザ・ハプニングス・フォー


実はこちらのヴァージョンの「アリゲーター・ブーガルー」のほうが
さらにヒットしたもよう


となれば今はもうドナルドソンの「アリゲーター・ブーガルー」なんて
マイナーなジャズファンに認知されるのみですが
当時は蕎麦屋のオカモチが口笛で吹くような大ヒットだったのかも?
なんて思ったりしたわけなんです。

で当時の大阪のジャズ喫茶 いや全国のジャズ喫茶では
「アリゲーター ブーガルー」の評価やいかに
なんて思ったんです。

私がジャズ喫茶に足を運ぶようになった70年代の末期ぐらいと言うのは
もうバンバンジャズ喫茶がつぶれていたころでして
その中でも営業を続けているようなお店と言うのは硬派なお店が
多勢を占めていました。

なかんずくこのような軟派路線の後期ルー ドナルドソンは
歯牙にもかけないと言った感じが濃厚でした。


星飛雄馬だってゴーゴー踊ってたぐらいなんだから
当時は大ヒットだったのか アリゲーターブーガルー????


うーん 明日はどっちだ



2018年06月11日 埋もれたCD紹介 トラックバック:0 コメント:0