ジャズ屋未満トラキチ未満(Sonnyプロト版)

ジャズについてとりとめもなく考えをめぐらす今日この頃でございます。

What's Going on 、JazzKissa ジャズ喫茶のゆくえ

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ジャズ喫茶という日本特有のお店の形態がヨーロッパやアメリカなどで注目をされ
特集した海外サイトが出現したりメディアの取材があったり
それに倣った店舗まで海外に現れると言う信じられない現在。

TOFUやTATANIのようにJAZZKISSAという言葉がそのまま世界で通用する
なんてことがあるんじゃぁないかと思ったりすることも。


にもかかわらず日本におけるジャズ喫茶の現況は厳しいと言わざるをえません。

ちょっと思いつくままに今年になってから閉店したジャズ喫茶を並べると

根室 サテンドール
渋谷 メアリージェーン
中州 リヴァーサイド
銀座 リヴァーサイド
大阪 庄内 ブルーノート
小樽 グルーヴィー
朝倉 古処

いやもう死屍累々のありさま……

特に目立つのは師走にはいりジャズ喫茶が次々と閉店すると言う
思ってもみなかった連鎖。

ジャズ喫茶に限らず開店したものの数年も持たずに閉店するのは
飲食店としてはいくらもあることです。

が この今年になって閉店したジャズ喫茶の名前を見ればわかる通り
気骨あるマスターが長年経営を続けてきた名店であったり
何代ものマスターによって引き継がれた老舗ばかりです。

長い年月をかけて成長し続けた大木が
あるとき一挙に倒壊するような感じをおぼえます。

あぁ館山コンコルドのマスターもお亡くなりになられたんだ
  やんぬるかな


ジャズ喫茶が閉店するという事が決まってから
お客さんが急に駆け込むと言うのはもうこの30年ほど
何度も何度も繰り返し目の当たりにした光景……
  やっぱり心に腑に落ちないし割り切れない
  どうしてもっと早くからジャズ喫茶へ足を運ばないのか
    It’s too late


ここへ来て昨日目にしたみきさんのtweetは私に大きな衝撃でした。
 
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   tweetに馴れずにスクリーンショットでごめんなさい

まさに血を吐くよう慟哭に私は肺腑を抉られるような想いです。

ハッピーリタイアメントともいえる閉店はまだしも
これには……

閉店が決まってから必ず繰り返される間抜けな質問
 「どうして閉店するの、残念やなぁ」
  言わんでもわかるやろうが ちょっと考えてみい
  あんたこの店にきたんいつ以来? 何回目?

   このみきさんのtweetこそがこの記事を私に書かせた
   多少お涙頂戴に聞こえようがかまいはしない

ほらみんな、いますぐジャズ喫茶へ行こう!
 いつまでもあると思うな親とジャズ喫茶
      ジャズ喫茶へと行こうと思う時にはジャズ喫茶は無し


救われる思いがするのは私より若い世代の人たちが開く
やわらかいジャズ喫茶のお店

それとてみなに足を運んでいただけないと
ついえてしまいます。

ひとりでイヤホンで聴くジャズもいいですが
ジャズ喫茶で聴くジャズには新しい発見と
気付きがあるはずです。

ジャズは途方もなく面白くて深い

ジャズ喫茶のマスターはジャズが好きな あるいは聴いてみたい人たちに
会いたくてお店をやっているんです。


そうだ ジャズ喫茶へ行こう



   うーん、柄にもなくちょっと力が入った